【ライブレポート】AAAの10周年記念ツアー、7年ぶり日本武道館公演からスタート。「武道館に帰ってきました!」

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アンコールでは、ステージに設置されたビジョンにて、AAAの10周年を記念した3つの発表が行なわれた。ひとつはアニバーサリーブック『AAA 10th Anniversary Book(仮)』が7月1日に発売決定。もうひとつは10月上旬にハワイにてファンクラブイベント開催。そして最後が、9月21日、22日、23日の3日間にわたって、AAAにとって初の野外イベントとなる<AAA 10th Anniversary SPECIAL 野外LIVE in 富士急ハイランド>の開催。発表と同時に1万2000人のファンの大きな歓声が、日本武道館を揺らした。

ところが、アンコールパートのMCでは、このことにまったく触れないAAA。常にMCコーナーはフリートークということで、10年前の振り返りや、メンバー自ら配布していたステッカーを手渡した人に捨てられたというストリートライブをやっていた頃の“お涙頂戴”話を笑い話に変えながら紹介していく。さらに西島が「それスライディングで取ってた。」なんてことを言い出し、捨てられたステッカーをスライディングで取る当時の状況(多分違う)を末吉とともに再現(「お前AAAな。」「設定が違った! あ、俺がAAAか。」「通行人やりたかった。」「あれ、どっちだっけ? 俺がAAA?」「なんかね、円形ステージがね。」「俺がAAAだ。俺が。」と、にっしーひとり勝手に混乱しながら)。もっとも、これはにっしーにしてみたら、AAAのライブで懐かしの“actコーナー”のつもりだったのかもしれない(いや、これも多分違う)。

そして浦田は、「10年前は、ステッカーを配れば道に捨てられ、悲しい思いをしながら『負けないぞ!』と思っていた僕らも、今では、配ったものがヤフオクで売られるまでになりました。」と、ジョークを挟んで「本当にこうやって応援してくれているみなさんのおかげだと思います。ありがとうございます!」と、感謝の気持ちを述べる。さらに、2014年の<AAA ARENA TOUR 2014 -Gold Symphony->大阪公演で「10周年ライブは武道館じゃない? 10年だしAAA、原点に帰ろうぜ」と、メンバー内で日本武道館での公演開催案が飛び出した時のエピソードを披露する。

2015年はアジアツアーもあり、国内ツアーの初日を迎えるまでが長かったというトークから、にっしーがなぜか“ゴールデンウィーク”を“Golden Week”と何度か発音。浦田からの「普通でいいんじゃない?」というツッコミに「ちょっとゴールデンウィークっていう英語……」と口にしたところで、「いや、ゴールデンウィークは日本語やし。」と、英語といえばの與真司郎がツッコミを被せてくる(※ 與の言うとおり、ゴールデンウィークは和製英語)。このツッコミを受けて、にっしーは真司郎にジリジリと詰め寄ろうとする。そしてなぜか話の矛先は與真司郎ネタへ。「與さんは基本、上裸だから」「移動車から降りてくる時も上裸」「今日(與が)水で洗顔してて、『水、気持ちええな!』って。『水、気持ちええな!』って言ってた。」「真司郎が使ったあとの洗面台の下はマジびっしゃびしゃだからね」と西島、浦田、末吉、宇野ちゃんがステージに上がる前の與真司郎情報を次々に暴露。「最後これ言わせて。宮崎かどっかのツアーの時にさ、みんなで風呂入ったじゃん。大浴場ついててさ。温泉だから入るって言って入ったの。すごいの! 大浴場で(與が顔)洗ってる時、すごいの。ぐわーーって。」と、西島がお風呂場での真司郎のダイナミックな洗顔方法を紹介すると、「間近でずっと見てても、まったく気づかない」と末吉も同意。さらに浦田からは「なんか與さん、洗顔の仕方もそうだし、洗顔後もそうだけど……ハエみたい。手際がめっちゃいい。」と、それはたとえとしてどうなのかという表現も飛び出す。これに真司郎が「手際がよしお」とつぶやいたため、「今度から紹介映像で、(與真司郎)ではなく“手際よしお”。めっちゃカッコつけてても、名前は“手際よしお”」と、與真司郎=手際よしおというよくわからない結論へと達した。
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