藤巻亮太、<ニコニコ超会議>に猛烈な「粉雪」弾幕

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4月25日と26日に幕張メッセで開催された<ニコニコ超会議2015>。「超音楽祭2015」DAY1で、古参ニコ厨が注目していたのは、藤巻亮太のステージだろう。

◆「超音楽祭2015」での藤巻亮太のライブ 画像

ニコニコ動画のカルチャーのひとつ“弾幕”。その歴史を紐解けば、起源はひとつのミュージックビデオに行き着くと運営は言う。それがレミオロメン2005年の大ヒット曲「粉雪」。この曲にて、藤巻がシャウトするサビ部分をニコ動ユーザーが文字化、視覚化したことから弾幕は生まれたそうである。

そんな藤巻亮太が、2015年の<ニコニコ超会議>のステージに満を持して登場。新曲「旅立ちの日」を披露した後、いよいよこの時がやってくる。

「(ニコニコ動画とは)レミオのある曲が、縁があるんですよね。」と、笑った藤巻。そしておもむろに「虚しいだけ~♪」と「粉雪」のサビ直前を歌い、会場に続きを歌うよう促す。すると瞬時に沸き起こる「粉雪」の大合唱。「お前ら最高!」と、藤巻はあらためて「粉雪」を歌い始める。


「きたあああああああああ」のコメントが流れる中、刻一刻とその瞬間が近づいてくる。会場に設置されたスクリーンに流れ込むコメント量も急増。そして、サビのシャウトで会場は再び大合唱が巻き起こる。一方、生中継の画面は「こなああああぁぁぁぁぁぁぁああ…!」の弾幕が埋め尽くすとともに、ニコファーレでおなじみの映像演出で、コメントが粉雪のように降り積もるのだった。

「奇跡的なものを観たね。」と古坂大魔王。その言葉通り、会場、そして画面の向こう側のユーザーが一体となった奇跡的な瞬間を作り出し、ニコ動“弾幕”の元祖・藤巻亮太は<ニコニコ超会議>のステージを後にした。

text by ytsuji a.k.a.編集部(つ)

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