カルトの巨匠 ホドロフスキーのBOXセットに、京（DIR EN GREY／sukekiyo）、横尾忠則、吉本ばななとの対談模様も

映画監督アレハンドロ・ホドロフスキーの『リアリティのダンス』と『ホドロフスキーのDUNE』をセットにしたBlu-ray BOXの特典ディスク内容の全貌が公開された。

◆ホドロフスキーのDUNE＆リアリティのダンス Blu-ray BOX 関連映像

アレハンドロ・ホドロフスキーは、1929年にチリで生まれ、ジョン・レノンやアンディ・ウォーホルが惚れ込んだという伝説のカルト映画『エル・トポ』を1970年に発表した。その後、『ホーリー・マウンテン』（73）、『サンタ・サングレ／聖なる血』（89）を発表し、確固たるカルト界の巨匠としての地位を築く。観る者を眩惑し、奇跡を引き起こす“魔術師”であると言っても過言ではない映画監督である。

そして今や、カルト界にとどまらずに世界を熱狂させている。その23年ぶりとなる新作『リアリティのダンス』と未完の超大作を追ったドキュメンタリー『ホドロフスキーのDUNE』をセットにし、特典ディスクとともに豪華化粧箱に封入したファンにとっては必携のBlu-ray BOXが2015年6月3日（水）にリリースされる。

特典映像には、ホドロフスキー監督来日の全記録が収録される。2014年4月に25年ぶりに来日したホドロフスキー監督は1週間の滞在中、イベント登壇や取材などを勢力的に行ない日本の観客に自身の哲学を伝えた。映像には、横尾忠則、吉本ばなな、京（DIR EN GREY／sukekiyo）等の豪華著名人との対談を初め、『映画秘宝』での柳下毅一郎 （映画評論家・特殊翻訳家）、高橋ヨシキ（アートディレクター）によるインタビューや、ホドロフスキーからタロットリーディングを受けている滝本誠（評論家）の模様など、クローズドで行われた本作でしか観ることのできない貴重な模様が満載だ。

また、新橋ヤクルトホールでのプレミア上映会で500人の観客を前に行なった「人間タロットカード」なる企画や、DOMMUNEへの出演、世田谷・龍雲寺にて開催されたファン100人との坐禅会の模様など、約3時間にもわたる豪華な特典内容となった。

なお、このBlu-ray BOXには、受注生産限定特装版「ウォーリアーズ・エディション」と通常版の2種類があり、限定特装版の受注は4月27日（月）23：59までMotionGalleryのサイトで行われている。