【イベントレポート】YOSHIKI「2045年には人工知能と作曲を争う」

ポスト

4月8日、新経済連盟主催による<新経済サミット2015>にYOSHIKIが登壇、元駐在米大使ジョン・ルース氏とともに未来を語った。

◆YOSHIKI画像

YOSHIKIはミュージシャンとしては唯一のゲストスピーカーとして登場したもので、天皇陛下御即位十年奉祝曲「Anniversary」をカルテットをバックにピアノでプレイ、会場の1500人に及ぶ経済人を魅了、その後に仲よき友人としてジョン・ルースを紹介し、ステージでトークセッションを行った。



テーマは「グローバルに戦うこと」で、ルース氏の視点からYOSHIKIに様々な質問をする対談形式で進められ、ディスカッションは全て英語で行われた。YOSHIKIはその中で音楽マーケットの将来はストリーミング・ビジネスにあるといい、インターネット・サービス・プロバイダーの利益の一部がコンテンツホルダー(権利者)に入るようなビジネス・モデルの構築に言及、今回のサミットでも話題となっていたIoT(Internet of Things:モノのインターネット ※モノがインターネットとつながっていることを指す)についても触れ、2045年には人工知能と作曲を争うことになると、興味深い発言を見せた。



バックステージではIPS細胞の研究で2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞した山中教授と歓談を楽しむ姿が見受けられた。

今回で3回めを迎えた<新経済サミット>は、様々な見識者による講演が行われているが、ミュージシャンの登壇と演奏という異例なセッティングに、大きな注目を集めていた。


◆YOSHIKIオフィシャルサイト
◆YOSHIKIオフィシャルFacebook
この記事をポスト

この記事の関連情報