【インタビュー】MAGiC BOYZ「武道館は通過して東京ドームを目指します」デビューシングル「MAGiC SPELL~かけちゃうぞ!ぴっぴっぴ~」
MAGiC BOYZは、フウト(高橋楓翔)、トーマ(井上東万)、リュウト(松田琉冬)、ユウト(中村祐翔)からなる中学生4人のラップグループ。大手芸能プロダクション「スターダストプロモーション」に所属する若手の男性俳優やタレントで構成された「恵比寿学園男子部(略してEBiDAN)から飛び出したユニットだ。オーディションに落ちまくったという反骨精神をラップに込める彼らは、数あるEBiDANユニットの中でも異色の存在。3月18日にリリースするシングル「MAGiC SPELL~かけちゃうぞ!ぴっぴっぴ~」について聞いた。
◆MAGiC BOYZ~画像&映像~
■音楽を聴きながら体を動かすなんて出来ないって思っていたけど
■それがだんだん出来るようになっていくのがすごく楽しいです
▲「MAGiC SPELL~かけちゃうぞ!ぴっぴっぴ~」初回限定盤 |
▲「MAGiC SPELL~かけちゃうぞ!ぴっぴっぴ~」通常盤 |
トーマ:僕は3歳くらいのときから音楽が好きでした。記憶にはないんですけど、その頃からテレビの音楽番組を見て、自分も人前で何かをやる仕事がしたいなぁと思ってたらしいです(笑)。それで、僕がやりたがっていたからという理由で、母が、オーディションに応募してくれたんです。
――最近はどんなものを聴いてるの?
トーマ:MAGiC BOYZに入る前はJ-POPを聴いてましたけど、最近はビースティーボーイズとか、MAGiC BOYZの曲を作ってくれているNIPPSさんの曲を聴いています。
――デビューシングルに収録されている「MAGiC RiDE~ブン!ブン!ブン!~」の歌詞の中に、小さい頃は英語で会話してたってあるけど、これはどういうことなの?
トーマ:母が英語教室の先生なので、子供の頃は英語で話しかけられていたんです。だから、英語しか話せないくらいで。幼稚園に入ってからはみんなが日本語でしゃべってるから、最近は英語を忘れてしまいました(笑)。
――他のみんなから見て、トーマくんはどんな人ですか?
一同:天然!
リュウト:ちょっとズレてる? たまにめっちゃ話しかけてるのに気付かないとか。
フウト:そうそう。マイペースだよね。
――次はユウトくんお願いします。
ユウト:僕は、小学1年生のときに家の近くのショッピングモールに親と一緒に行ったときにスカウトされたんです。親にも「やってみれば?」って勧められて芸能関係の仕事を始めました。自分は最初、興味なかったんですけど、やるにつれてどんどん面白くなって。EBiDANのオーディションに受かって、MAGiC BOYZのメンバーに決まって音楽活動をやることになってからは、さらに音楽にも興味が湧いて、楽しくなっていきました。ダンスレッスンをやっていても、音楽を聴きながら体を動かすなんて、最初は出来ないって思っていたけど、それがだんだん出来るようになっていくのがすごく楽しいです。
――自分が知らなかった才能に気付いてしまったり?
▲名刺:トーマ |
▲名刺:ユウト |
▲名刺:リュウト |
▲名刺:フウト |
――最近はどんなものを聴いてますか?
ユウト:J-RAPが多いですね。あとはFUNKY MONKEY BABYSのような歌モノラップ。
――みんなから見て、ユウトくんはどんな人?
トーマ:背が高い! クール!
リュウト:全体的に大人っぽいんですよね。
――確かに落ち着いた感じがする。
フウト:そう、他の三人とはぜんぜん違いますよ。
――では、次はリュウトくんお願いします。
リュウト:はい! 小1からずっと空手をやっていたんですけど、小5の二学期くらいに日本武道館で大会があって、それを観に行ったんです。その帰りに、原宿の竹下通りを歩いていたら、今の事務所の人にスカウトされて。小さい頃から音楽が好きっていうわけではなかったし、音痴でリズム感も悪いから、どちらかというと音楽って僕のコンプレックスだったから、最初は音楽ではなく、演技のほうをやってみようと思っていました。でも、EBiDANに入ってから、ダンスとか歌とか音楽関係のレッスンが始まったら楽しくて。よくよく考えたら、演技のほうがヘタでした(笑)。
――ははは。でも、もともと音痴とかリズム感がなかったっていうことは、音楽に対して苦手意識があったわけですよね?
リュウト:4人の中では僕が一番劣っていると思います。でも、そのぶん、家で練習をしてきてるから。
一同:ホントに!?
リュウト:ホントだよ! 本番では他のメンバーの足を引っ張らないようにしなければいけないと思うし、苦手意識を持っていたら、いつまでも克服できませんから。
――苦手なものにあえて挑戦するなんてカッコいいね。気に入っている音楽は?
リュウト:小さい時から、親の影響で氣志團さん。MAGiC BOYZに入るちょっと前くらいから、ヒルクライムさんとか、KREVAさんを聴いています。
――こんなリュウトくんは、みんなから見て、どんな人なの?
トーマ:声が高い人!
フウト:ちょっと音痴で、レコーディングにも人一倍時間がかかる。僕が一番最後の入り時間だったんですけど、リュウトくんはまだやっていたもんね。30分で終わるだろうっていう設定だったのに、1時間半かかっていた。
リュウト:「MAGiC SPELL~」は、トーマとフウトしかラップするところはほとんどないにもかかわらず。僕は5行くらいだったのに、1時間半くらいかかった(笑)。でも、初めてのレコーディングだったんだもん。最初はしょうがない!
――では、最後にフウトくん。
フウト:僕は小さい頃からエキストラの仕事をしていたんですよ。でも、エキストラじゃなく、もっとメインで色んな人に見てもらいたいと思っていたら、今の事務所にスカウトされて。だから、もともと僕は演技に興味があったんです。カッコいいですよね、刑事ドラマとかに出られたら! そういうドラマを見たときに「俺もここに立ちたい!」って思ったんです。
――じゃあ、将来的には演技もやっていきたいの?
フウト:そうですね。でも、今、MAGiC BOYZの活動をやってみたら、すごく楽しくて。いろいろ経験してみたいです。
――音楽は聴きますか?
フウト:MAGiC BOYZに入る前はJ-POPも聴いていたけど、最近は、ラップが多いですね。母がよく車の中で聴いてて好きになったんですけど、ボビー・ブラウンも聴きます。
――ボビー・ブラウン。90年代のブラックコンテンポラリーの中心人物ですよね。
フウト:はい。いい感じですよねー。僕、その当時ってまだ生まれてないんですけど、母の影響って大きいですね。
――みんなから見てフウトくんは?
リュウト:おふざけキャラ。うるさい(笑)。
トーマ:ムードメーカーだよね。うるさいときはうるさいし、面白い時は面白いし、真面目にやらなきゃいけないときは真面目になる。
フウト:切り替えは出来るほうだよね。
◆インタビュー(2)へ