【ライブレポート】ブンブンサテライツ「ここに戻ってこれて本当に嬉しい」

3月15日（日）六本木 EX THEATERにて、ブンブンサテライツのニューアルバム『SHINE LIKE A BILLION SUNS』発売記念ライブ＜SHINE LIKE A BILLION SUNS PREMIUM GIG＞が開催され、詰めかけた1,800人のファンを魅了した。

◆ブンブンサテライツ画像

川島が病と闘いながら中野と共に完成させた入魂の『SHINE LIKE A BILLION SUNS』を引っ提げての1夜限りのワンマンライブは、チケット発売早々にソールドアウトとなったプレミアなものとなっていた。


SEにあわせ、暗闇の中でメンバーが登場するなか、川島はギターを持たずに現れ、新曲「SHINE」をボーカルだけで歌い上げる形でライブはスタートを切り、オールスタンディングの客席は一気に興奮の坩堝と化した。今回からサポートギターとして元The Cigavettesで、現在はくるりや後藤正文などのサポートギタリストを務める山本幹宗が加わって4人編成となり、ブンブンサテライツの新たな音世界も垣間見られるライブとなった。

MCを全く挟むことなく、音と映像が作り出す世界にぐっと引き込まれていくブンブンならではのライブ展開が続く。映像は、アルバムのアートワークを担当したアートディレクターが構成を務め、ブンブンサテライツが打ち出してきた世界観を表現、ステージごと映像の中に入り込んでいくかのような壮大な演出を見せつけた。


アンコールで登場した川島は、「事後報告になってしまって心配かけてごめん。僕は元気です。こうしてみんなにまた会えて、僕はこれからも音楽を続けていきます」と語り、アンコールでは「HELTER SKELTER」を含む3曲を演奏。ライブが終わったかに見えたところで、川島が再びマイクを取り「まだ終わらないよ。約1年ぶりのワンマンなのでまだ終われないんです。本当に個人的な話なんだけど、僕はここに戻ってこれて本当に嬉しいです。集まってくれて本当にありがとう」とファンに再び感謝の言葉を述べた。

そのまま突入したダブルアンコールでは、ステージ両サイドにポールダンサーが登場し、「DRESS LIKE AN ANGEL」をバンドとポールダンサーのコラボで華やかに演出、プレミアムギグは幕を閉じた。


この日、自主企画イベント＜FRONT CHAPTER Vol.4＞の第一弾ゲストも発表となった。新旧、エレクトロからロックまでジャンルの垣根を越えたブッキングとなっておりブンブンサテライツならではのラインナップとなっている。




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