【対談】VAMPS×SIXX:A.M.、「出会ったタイミングがまさにパーフェクト」

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■SIXX:A.M.って今一番新しいロックを鳴らしていると思う
■そんなバンドと一緒にできるなんて……今まで音楽を続けててよかった──K.A.Z

▲VAMPS×SIXX:A.M.(※画像4点)

──エールの交換が行われたところで、あと数十分後には<VAMPARK FEST>2日目がスタートしますが、それぞれどんなライヴにしようと?

HYDE:初日はすごくいいフェスになったと思うんです。お客さんにも出演してもらったバンドにも喜んでもらえたので。ただ、今日はどう考えてもそれ以上に盛り上がるんじゃないかな。

Nikki:初日のフェスのことはTwitterの反応とかでも見たんだけど、そのすべてに「すごかった!」って書いてあった。だから、今夜がどうなるのかとても楽しみなんだよ。

──HYDEさんは以前のインタビューで、「MOTLEY CRUEの「LIVE WIRE」をやるつもり」とおっしゃってましたが、セッションが行われることも事前発表されましたね。

HYDE:そう、やりますよ。それと実は僕、SIXX:A.M.の「STARS」という曲を歌ったことがあるので、せっかくだから、今夜その曲が披露されるときに、僕も飛び入りで歌おうかなと思ってます。

James:楽しみだね。

HYDE:でもね、歌ってみたらめちゃめちゃキーが高いんですよ(苦笑)。

James:そんなことないよ、すごくいいテイクだったから。そうだ! どうせなら今日はHYDEに全部歌ってもらおうかな。

HYDE:いやいや(笑)。

──2バンドの親密度の高さがうかがいしれますね。それと、今夜のフェス終演後にはVAMPSのアルバム『BLOODSUCKERS』の全世界リリースが発表されます。

DJ Ashba:おー! じゃあこれからアメリカでもCDが買えるってこと?

HYDE:そうですね。

▲VAMPS×SIXX:A.M.(※画像4点)

──さらには、SIXX:A.M.のサポートアクトとして、アポカリプティカと共にアメリカを横断する全12公演の全米ツアーが4月8日のサンフランシスコを皮切りにスタートすることも発表になるという。

DJ Ashba:全世界リリースしたアルバムを持って俺らとツアーが! アメリカツアーは今から楽しみにしてくれていますか?

HYDE:もちろん! こんなすごいチャンスをいただいてすごく感謝しています。

──なぜVAMPSを全米ツアーに誘おうと?

Nikki:まず、<VAMPARK FEST>に呼んでもらえたからSIXX:A.M.が今こうして日本に来てるわけじゃない? それがすごく嬉しくてね。もちろんさっき話したように、VAMPSの音楽を聴いて本当にカッコいいと思ったし、俺らもこの後に全米ツアーが決まっていたから、だったら今度は逆にVAMPSをアメリカに呼ぼうって。VAMPSが「YES」と言ってくれるかどうかは分からなかったけど、まず声をかけてみたんだ。

K.A.Z:ありがとう!

Nikki:こういうことから世界中でバンドもファンもつながって、ひとつになっていくんだよ。まずVAMPSとSIXX:A.M.が<VAMPARK FEST>に出ることで、日本にいる両バンドのファンがつながった。だから、今度は俺たちがVAMPSをアメリカに呼ぶことで、アメリカの両バンドのファンがツアーを通してひとつになるはず。こういうことができる機会ってなかなかないからさ。これはお互いにとっての大きなチャンスだよね。

──SIXX:A.M.からお声がかかったと聞いたとき、お二人はどう感じました?

HYDE:いや、なんて言うんだろうな。やっぱり信じられないというかね。「ほんと!?」って何回も聞いた気がする(笑)。

K.A.Z:こんなカッコいいバンドと一緒に回れるなんてね。SIXX:A.M.って今一番新しいロックを鳴らしていると思うんです。いろんなロックを体感して、すごくカッコいいフォームのサウンドになっているというか。そんなバンドと一緒にできるなんて……今まで音楽を続けててよかったなって思ったよ(笑)。

Nikki:VAMPSはこれまで何回ぐらいアメリカでやったことあるんだっけ?

K.A.Z:ツアーは3回かな。

Nikki:今回のツアーでは、俺らがすごく不健康な料理を食べさせてあげるからさ、楽しみにしてて(笑)。

James:ははは。それはジョークとして、すごく楽しいツアーになることは間違いないと思うよ。

──アメリカのSIXX:A.M.ファンはVAMPSにどんな反応を示すと思います? 何かアドバイスがあれば。

James:絶対ポジティブにVAMPSを受け入れてくれると思うよ。エキサイティングでエナジー全開のロックだからさ。VAMPSにとってもアメリカのファンにとっても、ロックの道が大きく開けると思うんだ。

HYDE:よかった(笑)。

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