【イベントレポート】吉川友、7大都市ツアーが決定。「今からたくさん拡散拡散して」

先日、ペルーで行なわれたイベント＜Natsumatsuri2015＞にて4000人の前でライブを行なった吉川友が、帰国後初イベントをタワーレコード川崎店にて開催。7大都市ツアーの実施を発表した。

◆吉川友 タワーレコード川崎店イベント 画像

ワガママBODYをおなじみの“狩り衣装”に包んで、ペルーの人たちのハートをも狩ってきたきっか。帰国後の初イベントは「ずっとずっとずっと君がスキだ」からスタートする。曲中には、「ニホンノミナサン、ウタイマスヨー！」と、集まった友フレ（吉川友ファン）を煽っていく。……どうやら本人はすっかりペルーに狩られてしまったようである。

イベントでは、さっそく、ペルーでの日々を報告する。「ペルーといえば何を思いつきますか？ 世界遺産ですよ！」と、瞳を輝かせて、きっかは「KIKKAWA YU」と書かれた、ナスカの地上絵に行った証明書を堂々と掲げる。ちなみにセスナ初搭乗で地上絵を空から遊覧したそうだが、途中で飛行機酔いしてしまい、ナスカの地上絵どころではなかったそうである。

さらに「ペルーの方たち、そしてライブは、すっごい温かいんですよ。……何がかって？ 熱が。」と、到着直後から熱烈な歓迎を受けたというきっか。ステージに用意されていた、現地の友フレが寄せ書きしてくれたペルー国旗をあらためて披露し、さらに多くのファンが移動車に押し寄せて発進できないくらいだったという、海外セレブのような歓迎のされっぷりを「夢のような空間をペルーで過ごすことができました。」と、振り返る。そして、大好きなセビーチェ（ペルーの名物料理で、魚介類のマリネ）を食べ過ぎて、最終日にお腹を壊したことまでも報告した。

今回のイベントは、5月6日にリリースされる新曲のリリースを前にしたもの。「今回の新曲、いままでの曲とはうってかわってですね、1曲が◯×分という超ロング大作ということで“港”を賑わせている……あ、“巷”を賑わせている」と、漢字で書かないと混同しないような言い間違いを器用にしながら、前日にレコーディングしたばかりの楽曲の音源を一部披露する。なお、きっか自身もレコーディングしたのは楽曲の一部だそうで、「今後、リリースイベントで新曲丸ごと1曲歌うのは時間がかかりそうなんですが、なるべく早く完成させてみなさんの元にお届けしたいなって思います。」と、意気込みを語った。

「あまいメロディー」「ありのままのI LOVE YOU」をしっかりと聴かせ、そして最後に「いいじゃん」で再度盛り上げてイベントは終了……かと思いきや、ステージを降りようとしたきっかは立ち止まる。

「……って、終わりたいところなんですが、今回はもうひとつ重大なお知らせがあります。吉川友、今月をもって……。」

神妙な面持ちで話を切り出すきっかと、お決まりのパターンをにやにやしながら眺めている友フレ。仕方ないから「思い出をありがとー！」とでも言ってやろうかと記者が思ったところで、「嘘ですよ。」と、きっか。そして7大都市ツアーの決定を発表すると、会場からは大きな拍手が沸き起こった。

これまで単独公演では、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡の5大都市ツアーだった吉川友。＜吉川友　7大都市ツアー2015　～友言実行～＞では、これまでの5大都市に札幌と広島での公演が追加となる。さらに、きっかの初単独公演の会場だった新宿BLAZEにて行なわれる東京公演は、自身の誕生日（5月1日）を受けてのバースデーライブとなる。

きっかは、公演が増えたことの喜びを語りながら、今後の目標として、新宿BLAZEの収容人数である800人や500人といった動員をコンスタントに達成できることを口にする。そして「次につながるようなツアーにしたいなぁと思っていますので、みなさんぜひ、今からたくさん拡散拡散して、友達連れて遊びに来ていただけたらと思います。悔いの残らない、みなさんの心に傷跡を残すライブしたいと思います。」と、友フレに呼びかけた。

text and photo by ytsuji a.k.a.編集部（つ）