【インタビュー】7!!、『四月は君の嘘』EDテーマに「歌いながら感動で泣きそうに」

■特にKEITAは気持ち悪いくらいコミック好きで
■時々変なクイズとか出してくるもんね（笑）

──タイトル曲「オレンジ」はTVアニメ『四月は君の嘘』のエンディングテーマに起用されていますが、MICHIRUさんが『四月は君の嘘』を愛読していたようにみなさんも日頃からマンガやアニメを見たりします？

MAIKO：全員大好きですね。特にKEITAは気持ち悪いくらい好きで（笑）。

NANAE：うん。時々変なクイズとか出してくるもんね（笑）。

──最近、気になる作品は？

KEITA：『キングダム』ですね。秦の始皇帝が中国を統一する以前の、いわゆる春秋戦国時代を舞台にしてるんですが、主人公は華やかな王とかじゃなく下僕からスタートして成り上がっていくんです。すごく元気になるし、前向きになれる作品ですね。

MAIKO：『東京喰種トーキョーグール』は面白いですね。でも、どんな話かうまく説明できない…。

KEITA：『東京喰種トーキョーグール』は見た目は人間なんですが、喰種（グール）は人間だけを食料に生きてるんです。人間界に普通に溶け込んで生きてるから見分けがつかないんですよ。主人公があるとき事故に遭い、手術を受けたことでグールとのハーフになってしまう。それによって、人間とグールの狭間で揺れ動くという物語です。

NANAE：私は『亜人』かな。

MAIKO：亜人は不死身で死なないんです。でも、自分自身も死ぬような目に遭うまで亜人かどうか分からないという。ある男の子が自分が亜人だと気付くんだけど、世間に知られると研究のために捕われてしまうから秘密にしていたり。亜人の中にも悪いことを考えるのが居たりして、いろいろ複雑に絡み合ってるんです。

MICHIRU：どうして、自分のじゃなくNANAEちゃんの推した作品を説明するんだよ（笑）。

MAIKO：ふふふ。

MICHIRU：僕は、もちろん『四月は君の嘘』ですよ。本当にクラシックに興味を持たせてくれるところがすごくいいなと思うし、僕も実際にマンガをきっかけにクラシックを聴き始めました。NANAEちゃんが出演したクラシックコンサートでも、司会者が「初めてクラシックのコンサートに来た人」と呼びかけたら、多くの人が手を上げていましたよ。

MAIKO：そうだったね。すごいよね。

MICHIRU：もう１つ挙げるなら『GIANT KILLING』ですね。弱小サッカーチームが新しい監督を迎えたことで強くなっていく物語なんですが、椿大介という選手が居て、僕のお気に入りキャラです。すごく才能があるのに、ガラスのメンタルの持ち主ですぐに緊張してしまい、試合では実力が全く発揮できないんですよ。椿の姿を見て、ガラスの心が自分と似ているなって。つい感情移入しちゃいますね。

──では最後に、「オレンジ」のリリースを皮切りとして結成11周年、この先どのようなバンドを目指したいですか？

KEITA：去年は10周年を記念して渋公で初のホールワンマンライブを開催しましたが、それがすごく気持ちがよかったんですよ。ライブハウスとは違う表現ができると感じたし、今回の「オレンジ」もそうですが、最近は繊細なニュアンスを聴かせるような楽曲も増えてきたと感じています。僕らの楽曲の良さをより伝えるためにも、ホールライブを定期的にできるバンドになりたい。そのためには全方位的にスキルアップしていきたいですね。

取材・文◎橘川有子





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