【ライブレポート】やなわらばー、フォーク酒場で開かれた新境地
1月18日(日)フォーク酒場の聖地「落陽」にて、<やなわらBAR Vol.1 ~2015年初ライブ inフォーク酒場「落陽」~>が開催された。
◆やなわらばー画像
やなわらばーは普段から「落陽」に客として幾度となく訪れており、フォークソングと触れ合い/フォークの魅力を再発見したことがきっかけで、今回のフォークライブ開催に至ったのだとか。今回のライブは「フォークカバーコーナー」と「やなわらばーとセッションコーナー」「オリジナル曲コーナー」、そして会場の全員が参加する「みんなでうたいましょう!のコーナー」の4部構成となっており、会場にはやなわらばーファンのみならず、フォークソングファンも訪れ、フォークソングを聴いて育ったシニア世代を中心に幅広い世代で会場は満員となった。
ライブスタートからアットホームな雰囲気の中、ライブは進行していき、2曲目の「この広い野原いっぱい」では、フォーク酒場らしく、会場のお客さんも歌い始め、会場がひとつになっていく。まるで昭和の歌声喫茶だ。石垣優の癒しを与えるハイトーンボイスに、東里梨生の暖かい歌声としっとりとしたアコースティックギターの旋律が加わり、フォークの名曲たちがさらに快いメロディを奏でていき、観客はどんどん魅き込まれていく。
ここで、セッションコーナーになり、当選したお客さんがリクエストした楽曲はなんと、やなわらばーが知らない曲というハプニングもあり、やなわらばーのライブでお客さんだけが、歌唱するという珍ハプニングも勃発。2曲目のリクエストは、BEGIN「恋しくて」ということで、無事やなわらばーとの交流も成功し、会場は和やかな雰囲気に包まれた。
続いて、オリジナル曲のコーナーでは、フォークソングを感じさせる様々な楽曲が暖かく披露されていく。最後のコーナーでは、歌詞カードがお客さんに配られ、全員参加の大合唱となり、自然と笑顔が溢れこぼれた。フォークソングの大定番「あの素晴らしい愛をもう一度」を会場全員で歌い上げると、興奮したお客さんから演奏終了とともにアンコールコールが起こり、やなわらばーと「落陽」の常連客によるバックバンドによる、「白い色は恋人の色」でライブは幕を閉じた。
フォーク酒場でのフォークライブが定番化するであろう今後のやなわらばーの新境地が楽しみだ。
<やなわらBAR Vol.1 ~2015年初ライブinフォーク酒場「落陽」セットリスト>
1.恋人もいないのに
2.この広い野原いっぱい
3.海岸通
4.妹
5.ママはフォークシンガーだった
・やなわらばーとセッションコーナー
6.ホームにて
7.恋しくて
・オリジナル曲コーナー
8.月明かり
9.アカネ色~あなたの声がする~
10.風
11.今日という日を歌にして
12.大好きな人
13.ゆくい
・みんなでうたいましょう!のコーナー
14.ささやかなこの人生
15.遠い世界に
16.あの素晴らしい愛をもう一度
EN1.白い色は恋人の色
◆やなわらばーオフィシャルサイト
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