【ライブレポート】→Pia-no-jaC←「3DピアノTHEヴィクトリー」発動

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10月に約1ヶ月間のヨーロッパツアーを敢行し、その勢いのまま11月にニューアルバム『EAT A CLASSIC 5』をリリースした→Pia-no-jaC←が、12月27日に忘年会ライブを渋谷マウントレーニアホールで行った。

27日と28日の両日をそれぞれHAYATOスペシャル・HIROスペシャルと題し、メンバーの意向がセットリストに色濃く出る内容となっている。今宵のHAYATOスペシャルでは観客を舞台に上げてセッションするというハプニングに場内の空気が一気に和むが、そこへ間髪入れずHAYATOの大技が炸裂した。

ダブル3Dピアノ?…今までライブのクライマックスシーンではデジタルピアノを特製スタンドで縦に起こしてプレイする「3Dピアノ」を定番としていたHAYATOが、今回は隣のデジタルピアノも縦にセッティングすると「熊蜂の飛行」を両手で2台弾きするという凄技を繰り出した。中盤では左右の手をクロスさせて弾くなど、更なる大技も飛び出し、場内は騒然。惜しみない拍手と歓声が→Pia-no-jaC←を包み込んだ。

終演後、HAYATOはその技を「3DピアノTHEヴィクトリー」と命名している。



超絶テクニックで観客を圧倒した後は、→Pia-no-jaC←らしい茶目っ気タップリの演出でボーカロイドの定番曲「千本桜」を→Pia-no-jaC←アレンジバージョンで披露し、ニコニコ動画の「『弾いてみた』にアップします!」と宣言してみせた。今日のライブに参戦できなかったファンは→Pia-no-jaC←のニコニコ動画チャンネルで楽しむことができるだろう。

アンコールではプロデューサー樫原伸彦とのセッションが組み込まれ、師弟対決のピアノバトルが繰り広げられた。ピアニスト・HAYATOのリクエストで構成されたショーは見ごたえタップリの内容だった。

年明けには全国ツアー<Swing Pacchin Tour 2015>をスタートさせる。



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