【インタビュー】三浦大知、これからやりたいゲームは『サイコブレイク』と『ファークライ4』 ── 「第3回 三浦大知と雑談をしよう。」より
12月3日にニューシングル「ふれあうだけで ~Always with you~ / IT'S THE RIGHT TIME」をリリースした三浦大知。NIVEAブランド2014年TV-CMソングの「ふれあうだけで ~Always with you~」と、TVアニメ『寄生獣 セイの格率』エンディング・テーマとして起用された「IT'S THE RIGHT TIME」のバラードを両A面に、さらにカップリングにはハードな「Bring It Down」(dビデオオリジナルドラマ『ハング』主題歌)を収録する本作のリリースを記念して、大知くんとゆる~く雑談するだけという企画「三浦大知と雑談をしよう。」を実施した。
今回は、インタビュー完全版の掲載を前に、三浦大知が音楽以外で好きなモノ=“ゲーム”についてのトークをお届けしよう。
◆ ◆ ◆
── 大知くんの最近のゲーム事情、どうですか?
大知:最近は空いた時間にモンハンやってるのと、『COD』じゃないですかね。新作『コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア』です。
── 出たんですね。
大知:今、海外版が出ていて、日本版がもうすぐ出るかな。たぶん今週(※)とかだったかもしれないですね。
(※ 編集部 注:字幕版が11月13日、吹き替え版が12月4日。なお、この雑談はBARKSのTwitterでつぶやいたとおり、11月13日に行なわれた。)
── 大知くんは海外版でやっちゃう?
大知:好きなゲームに関してはそうですね(笑)。
── 筋金入りのゲームマニアじゃないですか(笑)。
大知:マニアっていうか、だいたい自分が好きなやつが、海外版が先に先行されて発売されるケースが多くて。『COD』は、言っても2週間ぐらいしか早くないんですけどその2週間が待てないみたいな感じで、買っちゃうことが多いですね。
── 待てないんだ(笑)。新しい『COD』はどのへんが新しくなったとか。
大知:あははは、俺が説明するっていう。
── (笑)ほら、FPS(※)って基本は変わらないじゃないですか。
(※ 編集部 注:FPS=「ファーストパーソン・シューティング」。一人称視点のシューティングゲーム)
大知:基本的には変わらないですね。『コール オブ デューティ』はストーリーがいつも映画みたいになっていたりするので、そこも面白いとは思うんです。基本的にはマルチプレイがメインで、オンラインでみんなでやるみたいな。今は海外版しか出てないんで、今はほとんど海外の人だと思います。今回はけっこう今までの作品から大幅に変わって、相当近未来な感じになってて。戦うフィールドは別に普通の街っぽい感じとかビルとか、そんなに近未来って感じではないんですけど、2段ジャンプができるとか、背中にちょっと近未来的なアーマーみたいなのを背負ってるんですよ。それで、飛んだり、空中でシュッて横に避ける動作みたいなのができたり、今までだったらグレネード(手榴弾)みたいなのも手で普通に投げてたのが、そのアーマーみたいのが、『ロックマン』みたいな感じで(笑)。その腕からグレネードがポンって出るところとか、近未来を感じます。あと、今までの『COD』と比べると、スピード、テンポ感がものすごい速くなりました。『バトルフィールド』ってあるじゃないですか。『バトルフィールド』もFPSなんですけど、あれはもっと大人数でやるゲームなんです。
── 私は、そっちです。『COD』ではなく『BF』派。
大知:あ、ほんとですか(笑)。『バトルフィールド』は僕も一時期やってたんですけど、プレイの人数感がサッカーの試合みたいなスタイルですよね。『COD』は人数が少ないからフットサルっていう感じなんで、一緒にプレイしているトラックメーカーの方と「そのフットサル感が俺たち好きかもね」っていう話をしたりします。もうガンガン倒されるし、それでも何回もトライする、そのテンポ感みたいな。そのテンポ感は早くて好きっていうのはあるんすね。「今回はフットサルっぽいよね」みたいなことを言ってたら、ほんとにオンラインでのプレーにフットサルみたいなルールができたんですよ。なんだっけな……忘れちゃったんですけど、チームデスマッチとかいろいろある中に、1個新しいルールができて、そのマッチの中にゴールみたいなものがあって、空中に丸い球体みたいなものが浮いているんですけど、それをゴールに入れるっていう。ボールを味方同士でパスし合って、ゴールに入ったら得点だし、持ったままその丸の中に自分が入ってもいいんです。それを誰がどこで持ってるっていうのがマップに出るんで、その人を倒しに行って、ボールを奪うみたいな。それもなかなか面白い。でもあんまりそのルール、まだ人気がないのかあんまり人がいなくて(笑)、あんまりマッチ(※)しないんですよね、入っても。人がいないから全然。
(※ 編集部 注:FPSのオンラインマルチプレイの場合、ゲームを行なうには同じルールで遊びたい人たちが一定数同じサーバーにアクセスしている必要がある)
── そうなんですよね。マルチだとけっこうタイムラグが発生したりとかしてね。遠いところのサーバーとか。
大知:そう、遠すぎたりとかサーバーによると、あったりしますね。
── なかなか難しいですね。
大知:でもけっこうそんな感じでちょこちょこやってます。
── でもFPS好きな人って、いわゆる「どっかの軍隊で使われてる銃が好き」とか、そういう人もいるじゃないですか。大知くんはそっちじゃないんですね。
大知:じゃないですね。そこはそんなに詳しくないです(笑)。『COD』シリーズはやってるんで、あの時に出てきた銃ですねとか、アタッチメント(スコープやサプレッサーのような補助装備)がどうとか、そういうのはゲームの中の話として話はしますけど、実際にここの軍隊が何を使ってて、何年代のこの銃にこういう装備はあの頃の……みたいな、歴史的背景みたいなのは全然わからないです。
── 純粋にゲームが好き。ゲームを楽しんでるっていう感じですね。あと、ファンの人からツイッターで募集してるっていう話で、大知くんのゲーム好きっていうのはもちろん皆さん知ってるんで、「新しいモンハンは買いましたか?」っていう質問が(笑)。
大知:ああ、もう発売日に買いましたね(笑)。
── すごいな(笑)。
大知:ゲームはチェックはしてますね。
── じゃあこれからやりたいゲームや気になるゲームは?
大知:次ですか? ……ああ、『サイコブレイク』できてないですね。やってみたいなと思いつつも『サイコブレイク』ができてないのと、あとは『ファークライ4』がもうちょっとしたら出るんじゃないかと。それも、いわゆる基本的にはFPSなんですけど。それぐらいですかね、最近気になってたのは。Xboxでも面白いのが出てるらしいっていう情報は聞きました。
── っていうか、いきなり『サイコブレイク』とか出てくる時点で相当ですよ。普通の人、出てこないですもん(笑)。
大知:いやいやいや(笑)。
── 私は『テラリア』をやってます。
(※ 編集部 注:『テラリア』は、特にシナリオなどなく、ゲームの中で自由に何かを作ったりできるサンドボックスゲーム。同ジャンルでは『マインクラフト』が有名)
大知:ああ、『テラリア』も面白いですよね。でもイマイチやっぱり上手くなくて、『テラリア』が。
── 『テラリア』に上手いとか下手とかあるの!?(笑)。
大知:いや、上手い下手ありません? センスっていうか、建物の建て方とか。あと、多分、突っ込み癖があって、僕。身の程を知らずに、結構、敵が強いところにサクサク行っちゃうみたいな。そうするとすぐ殺されるじゃないですか、あれ。けっこう地道に武器とか強くしたり、いろいろしてって、ちょっとずつエリアを広げていくみたいな感じじゃないですか。
── そうですね、素材集めて。
大知:でも下のほうにいい素材がいっぱいあるじゃないですか。だからそこに最初に行こうとしちゃうんですよ。そうするとすぐ死んじゃうんですよ、敵が強くて。なんかあんまりダメだなって。
── そうなんだ(笑)。でも『テラリア』も何度か死んでいくうちに攻略方法がわかる“死にゲー”っていわれてますからね。
大知:死んではもう1回、みたいな。
── そうそう、素材だけは残るからとりあえず集めて。
大知:そうですね。でも、あれ自分が死んだところに自分の素材が残りますよね、持ち物っていうか。
── あれ、最初に設定するレベルによって多分、変わってて。お金だけが落ちる場合と。
大知:ああ、全部落ちる場合と。難しいのでやってたのかな? 全部なくなっちゃうから、そこで(笑)。で、自分が持ってたやつをまた取りに行くのに、自分が死んだところに行かなきゃいけないじゃないですか。っていうことは死ぬ確率が高いじゃないですか、敵が強いから。それでどうしよう、みたいな(笑)。
── 簡単なモードでやると、今やると面白いかもしれないですね。でも『テラリア』とか特にそうなんですけど、ゲームって、ハマると時間を忘れちゃうじゃないですか。
大知:そうですよね。
── ヤバいですよね。
大知:気付いたら朝になってます。
── ねえ。大知くんの仕事とか特に。人前に出ないといけない時とか、寝不足のまま出るわけにいかないですから。
大知:そうですね。それは気を付けてます。
text by ytsuji a.k.a.編集部(つ)
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