【ライブレポート】SuG、「ここにいる皆は最高にかっこいいオタクです」

SuGが、11月21日に渋谷クラブクアトロにて0.8秒と衝撃。、バンドじゃないもん！、jealkbとの異ジャンルの対バンイベント＜SuGフェス -2014冬-＞を開催した。

◆＜SuGフェス -2014冬-＞ SuGライブ画像

オープニングを飾ったのは“0.8秒と衝撃。”。武瑠のサイドプロジェクト“浮気者”で楽曲提供をした経緯等に触れると、0.8秒と衝撃。のスタジオに武瑠が行って作業した、という裏話を話す場面も。武瑠からのリクエスト曲だという「ARSHIMA MACHINE GUN///」など、アグレッシブな“ハチゲキ”独自のロック全6曲を披露した。

続けて紅一点、“バンドじゃないもん！”が登場。メンバーである鈴姫みさ子は、前回の＜SuGフェス＞では“神聖かまってちゃん”で参加、今回はこの“バンドじゃないもん！”での出演となった。「バンドもアイドルも関係ない！カオスな人たちがごった煮！」と今回のフェスを象徴する発言もあり、「雪降る夜にキスして」ではミラーボールの下でファンがまわる光景も見られるなど、他の男性バンド達にも負けないパフォーマンスで会場を圧倒した。

“jealkb”はいきなりMCからライブがスタートするという彼等らしいスタイルで、振り付けをレクチャーしながらのライブに会場も大いに盛り上がった。「ヒット曲がないので“ヒット曲”という曲を作りました」と話した「ヒット曲」など全6曲を披露し、フロアを笑いと熱狂に包んだ。

最後に今回の首謀者であるSuGが登場。ニューシングル「CRY OUT」からライブがスタート。アッパーな楽曲のみのセットリストで約40分ノンストップ、「Rolling」では各アーティストのファンがごちゃ混ぜになるモッシュがフロア内で起こる珍しい光景も見られるなど、熱量の高いライブを披露した。武瑠（Vo）は「最近インタビューで話をしていたのですが、色んなコンテンツがある中でライブに行く人は、その時点で既にオタクだという話がありました。だから、ここにいる皆は最高にかっこいいオタクです！」とMCで語り、新たなステージへとステップアップを遂げている彼ららしく「“新生”SuGでした！」という言葉で本編を締めくくった。アンコールでは「B.A.B.Y.」を披露し、会場全体がジャンプ。各アーティストのファン同士も一体となった一夜となった。









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