【インタビュー・後編】安倍なつみ、「人生何が起こるか(笑)。自分でも驚いてる」
■ 20代では無理です。
── じゃあ最後に。ソロ10年迎えて、改めてこれからどんな歌手、表現者になりたいかを。
安倍:やっぱり、ひとりの「安倍なつみ」として、これから着実に浸透していけばいいなって願っています。やっぱりいまは、どこかに「モーニング娘。のなっち」とか、そういうイメージがあると思うので。でもこうやって、新しい音楽に挑戦したり、ライブをしたり、新たな表現を重ねていく中で浸透していくことだと思っています。
── うん。
安倍:そして、歌手としても成長していくと同時に、人としても、女性としても、ともに成長していきたいっていうのがあります。そのバランスがいい具合になるといいな(笑)。「ステージを観に行きたい」と思う人、「会いに行きたい」とお客さんから思ってもらえる人って、そういう魅力もあるなと思うので。
── なるほど。この質問の答えを私は予想してまして。「このまんま」ですよねって。だってこの間のO-EASTのライブで、そうおっしゃいましたよね!
安倍:そうですね(笑)。いきなり変わるということもないですけど。
── 今回の作品は、今の安倍なつみじゃないとできないですよ。少なくとも“モーニング娘。のなっち”では、できなかったですよね。
安倍:そうですね、20代では無理だったかもしれません。かなり背伸びして頑張らないと(笑)。もしレコーディングではできたとしても、ライブできなかったでしょう(笑)。
── ですよね。だからこの作品は“安倍なつみ”としての1枚、もしかしたら最初の1枚なのかもしれないって感じました。
安倍:そうなのかもしれないです、ある意味。
── しかし、なんか、なっちがキラキラしてて嬉しかったです。
安倍:(笑)。
── なので、今後も歌手と女優さんと表現者として頑張ってください!
安倍:はい、ありがとうございます。
text and photo by ytsuji a.k.a.編集部(つ)
◆BARKSインタビュー
◆BARKS Kawaii
◆安倍なつみ オフィシャルサイト(日本コロムビア)
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