目を閉じないと“観られない”、コブクロの最新ビデオ

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11月8日に配信となるコブクロの新曲「Twilight」のミュージックビデオが登場した。なんと、目を閉じないと再生されないという“観ることのできないビデオ”だ。見えないPVの登場はもちろん世界初のこととなる。

◆コブクロ画像

この「Invisible Music Video」は、特設サイト上に掲載されており、目を閉じることで再生され、目をあけると再生がストップする。PCのWEBカメラでとらえた顔の表情を認識する「フェイストラッキング」技術によるもので、見る人が目を閉じる動作を自動的に認識し、それに応じてミュージックビデオの再生トリガーが起動する。

さらに、観る人の表情や動きから曲への没入度を測り、曲のどの部分で感動したかを表示し、その結果をTwitterやFacebookでシェアする機能も有している。この「Invisible Music Video」は、デジタルクリエイティブカンパニー「BIRDMAN.inc」の制作によるものだ。

「Twilight」のビデオは、つまり“目で見るのではなく心で見るミュージックビデオ”として制作された。目を閉じながら音楽を聴くことで、感覚を研ぎ澄まし、曲に没入して、それぞれの思い出や記憶から思い描いた想像の世界を楽しんで欲しいという思いが込められている。デジタル化によって音楽を消費する時代になってしまった今だからこそ、音楽を真剣に聞いてもらいたいという想いから、誕生したのが、あえて目を閉じて楽しむ“見えないPV”というわけだ。

「Twilight」は、新垣結衣主演映画「トワイライト ささらさや」の主題歌でもあり、突如夫を失い生まれたばかりの息子と暮らすサヤ(新垣結衣)を、心配であの世へ行けずにいる亡き夫のユウタロウ(大泉洋)が、まわりからは一部の人間にしかその姿が“見えない”存在となりながら、いつもそばで2人を見守り、ピンチの時には他人に乗り移って助けていくというストーリーだ。PV中に登場するコブクロ2人の姿をほぼ全編シルエットで表現する事により、「姿の見えないけれどもそばにいる」その温かみと切なさが表現されている。


※BIRDMANはインタラクティブ領域を中心とした、日本を代表する制作プロダクション。WEBはもちろん、アプリ、プリントメディア、デジタルサイネージ、イベント、インスタレーション、映像、3DCG、システム開発など、多岐にわたってサービスを提供。あらゆる手段を使ってインタラクティブの可能性を追求し、自由な発想とアイディアを社会に提案している。Cannes Lions、ADFEST、Spikes Asia、TIAA、広告電通賞など国内外にて100以上のアワードを受賞。「Tokyo Designers Week 2014」にキネクトやプロジェクションマッピングを駆使したインスタレーション作品『ZEN TOILET』を出展(会期:2014年10/25-11/3)するなど、その活動は多岐にわたっている。


◆「Invisible Music Video」特設サイト
◆「KOBUKURO LIVE TOUR 2015」特設サイト
◆コブクロ・オフィシャルサイト
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