【イベントレポート】アンダーグラフ主催カラオケパーティでファンと大合唱

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10月5日(日)東京・品川のビッグエコー品川駅前店にて、「アンダーグラフ主催カラオケパーティ」がおこなわれ、多くのファンがメンバーと共にカラオケを楽しんだ。

このイベントは、「DAM★とも企画 課題曲を歌って賞品をもらおう!」としてアンダーグラフの「明日は続くよどこまでも」「ツバサ」「風を呼べ」を歌って応募した方の中から抽選で選ばれた参加者が集まり、アンダーグラフのメンバーと共にカラオケパーティーを楽しめるというもの。この日は台風が近づいているということもあり、あいにくの天候ながら、ビッグエコー品川駅前店の広く豪華な部屋には20名ほどの参加者が集まった。

アンダーグラフのメンバーが大きな拍手と歓声で迎えられ登場し、パーティーの趣旨説明。内容は参加者が2チームに分かれ、1回ずつくじで曲を引き、その曲をマイクを回して歌って行くという対戦形式。1画面ずつ歌い、もしわからない曲の時はパスすればメンバーがそれぞれ歌うことになる。DAMの採点により、合計得点の高いチームが勝利することとなる。

まずは先攻の谷口チームが引き当てた曲は「素敵な未来」。早速全員でマイクを回し歌って行くが、さすがにファンのみなさん、非常に上手に歌っている。参加者には子供連れのお母さんもいたが、敢えて親子で別のチームになり対戦していた。

曲を歌い終えると「8.4カロリー消費や(笑)!」と相手チームの点数ではなくカロリーをチェックする真戸原。得点は85.041点。続いて真戸原チームの曲は「また帰るから」。「なんか恥ずかしいなあ」と本人。両チーム手拍子で、歌う方を盛り立てる。歌が終わったものの、なかなか演奏が終わらないことに「エンディングが長い(笑)!」と自分たちの曲に突っ込むメンバーたちにファンは爆笑。得点は77.008点。「ああ!めっちゃ責任感じる!」と自分のチームの得点を悔いる真戸原。

続いて「ジャパニーズロックファイター」をノリノリで歌い得点は85.538点と、先程以上の点数になりますます意気上がる谷口チーム。真戸原チームは「セカンドファンタジー」で「これはいったんちゃうか?」と自信を見せる真戸原。得点は見事に86.702点を叩きだした。「マイクリレーが上手くいった!」と満足げにチームのみんなと盛り上がる。

最後は両チームが共にアンダーグラフの代表曲である「ツバサ」を歌う対決に。先に合計得点で負けている真戸原チームが歌う。「ツバサ」のカラオケは本人映像でライヴのもの。映像の中の自分と画面の前に来て並んで歌う真戸原に大喝采。得点は81.859点。いよいよ谷口チームが最後の歌唱。「こっちのチームの気持ちも考えて空気読んでや!」と機先を制する真戸原だが、谷口チームは見事なマイクリレーで83.518点を獲得。合計点は真戸原チームが245.569点、谷口チームが254.097点で、谷口チームが見事勝利し、勝利者賞としてカラオケ優待券が谷口チームに参加した全員に贈られた。そして参加者全員とアンダーグラフのメンバー全員で記念撮影。部屋から退出する際には、メンバーが並んでファンを1人ひとりに声をかけ送り出し、パーティーは幕を下ろした。

◆イベント終了後、アンダーグラフの3人にミニ・インタビュー◆

──お疲れ様でした!大変盛り上がった楽しいイベントでしたね。

真戸原:みんなが僕らの曲をたくさん歌ってくれていることがわかって凄く嬉しかったですね。ミュージシャンなんでこういうイベントはなかなか難しいんですけど、楽しんでもらえたら良かったなと思います。ファンクラブイベント以外はなかなかこういう機会がないので(笑)。

中原:ファンクラブイベントも自分達で作ってやってるんで、そういうのを思い出しながらやった感じですね。

──谷口さんチームが勝利しましたね。

谷口:はい。(真戸原チームは)グッドルーザーでした。みんな頑張っていたんで(笑)。

真戸原:(笑)。

──みなさんはプライベートでカラオケに行くことはありますか?

真戸原:僕はありますね。年末年始に実家に帰った時なんかは。お酒を飲んで歌いまくって。でも正月くらいですかね。田舎なんで、飲んだらカラオケという基本ルートみたいになってますね(笑)。

中原:学生の時は行ってましたね。僕はバイトもカラオケ屋さんだったんで(笑)。今は誘われたら行くくらいです。

谷口:私も「行こう!」って連れて行かれたときくらいですけどね。自分から「今日カラオケ行こうや~!」みたいな感じではあんまり。

真戸原:普段から歌ってますからね(笑)。

谷口:カラオケに行っても、「歌うからコーラスやって」って言われることが多いんです。

──真戸原さんはアンダーグラフの曲を歌ってと言われますか?

真戸原:ありますよ。「去年今年(こぞことし)」という曲は、お正月に歌う曲がなかったんで、みんなで歌いたかったから自分で書いた曲なんです。だからお正月にはそれを歌ってます(笑)。

──アンダーグラフの曲をカラオケで歌うコツがあれば教えて頂けますか?

真戸原:そうですね、まず女性は基本的には「#4(2音)」くらいキーを上げるのが一番良いですね。男の人はエコー少なめで、自分の歌を大きくしすぎないで歌うと歌いやすいんじゃないですかね。一番良い設定を今日作ったんですけど、「エコー11、ミュージック43、マイク56」くらいです。これが一番アンダーグラフを歌うには良いんじゃないでしょうか。あとは部屋鳴りと照明を気にしてもらって(笑)。そこもこだわって再現してもらえればな、と思います。

中原:あとタンバリン打ちすぎると聴こえないんで(笑)。

──11月5日(水)にフルアルバム『やがて咲く花達へ』がリリースされますが、どんな作品になっていますか?

真戸原:今回は音楽性的には、アイルランドのケルトの音楽を取り入れて、バイオリンを入れたりアコーディオンを入れたりしているんです。メッセージ的はなかなか世の中生きにくいなとか、人見知りしてしまうなとか、自分に自信が無い人に聴いてもらって、少し背中を押してもらえるようなアルバムになったら良いかなと思っています。まだ今は“咲ききれていない自分”だなと思っている人たちのために『やがて咲く花達へ』というタイトルにしました。

──「ツバサ」の新録リアレンジ「ツバサ2014 10th anniversary version」を収録していますが、これはどういったところが新しくなっているんでしょうか。

真戸原:僕は最初反対していて。オリジナルの曲の方がみんなが聴きたい曲だしあんまり変えたくないなと思っていたんですが、メンバーが4人から3人になったので、そのタイミングで3人のサウンドというのをデビュー曲で作ってみるとどう変わるんだろうというのを試してみようかということで。それをアレンジしていく中で、アンダーグラフの中にはケルトの要素があったりとか、“郷愁感”というか、そういうものがあるんじゃないかと思って、そこから今やりたいサウンドが作れたんです。11年目にしてまた、デビュー曲を基準にして自分たちのサウンドを見つけ直したというのはあるかもしれないですね。

──中原さんは今回のアルバムについてどんな感想をお持ちですか?

中原:実はアルバムを作る期間が凄く短かったんです。その短期間に出来ることを全部詰め込んだんで、今のアンダーグラフが凄く詰まってると思います。あとは曲がガンガン出来上がって、僕らもアレンジが全然追いつかずに結構ヒイヒイ言いながら作っていました(笑)。

中原:決して短い期間だからといってサクっと出来たわけではないです(笑)。

──その分、今のアンダーグラフの底から溢れてくる人間味で凝縮されているような?

中原:そうですね、凝縮されていると思うので、聴いてもらいたいですね。

──谷口さんはいかがですか?

谷口:毎回なんですけど、今までのアンダーグラフも残ってるけど、結構「こんなんやるん!?」っていう音楽性のものも入ってたりするので、みんながビックリするようなアルバムになっていると思います。とにかく聴いてみてくれたら気に入ってもらえるんじゃないかと思います。

──11年目からのアンダーグラフは今後どのような活動をしていきますか?

真戸原:今までの10年間は「誰に向けて」というのは考えずに、大きく言うと「日本全国の人たちに届けよう」という気持ちが強かったんですが、11年目にもなってくるとそうではなくて、自分たちに少しでも興味を持ってくれてる人たちに限定してでも、そういう人たちにちゃんと伝えたいと思っています。僕ら10周年を迎えて「10周年クラブ」という、無料で自分たちの情報を伝え続けるということをやっているんですが、そういう人たちにちゃんと深くメッセージを届けて行くことをこれからやって行きたいと思っているところです。デビュー曲というのは、本当に色んな人に聴いてもらっていて、どういう人に聴いてもらっていたかもわからない状況というのも沢山あったんで。今は少しでも「アンダーグラフっていいな」って思ってくれる人たちとずっと人生を進んで行くために、常に一緒にいたいなという気持ちが強いですね。

取材・文・写真●岡本貴之

New Album『やがて咲く花達へ』
2014年11月5日発売
CRCP-40387 ¥2,857+税
収録曲
手と手
風を呼べ
埋もれた花達へ
君に言いたいこと
ファミレスにて。
パラドックス
旅立ちの日
快楽天国
夢を話そう
ツバサ2014 10th anniversary version
odore!-hanero!
賽~sai~
フォルム (全13曲収録、順不同)

ジャケットのアートワークは、「くまモン」のキャラクターデザインやNTTドコモクレジットサービス「iD」「DCMX」のネーミング、広告、ブランディングを手掛けた『good design company』の水野学氏が担当。無料ファンクラブ<10周年クラブ>募集中。最新楽曲の試聴もできます! 【アンダーグラフ メルマガ】で検索

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