【イベントレポート】村治佳織、映画試写会でパフォーマンス
9月16日、東京有楽町の国際フォーラムホールCにて、10月11日(土)より全国公開される映画『ふしぎな岬の物語』ジャパンプレミア試写会が行われ、吉永小百合ほか豪華キャストともに村治佳織が登場、映画のメイン・テーマとなる「望郷~ふしぎな岬の物語~」をプレイした。
◆村治佳織画像
タニさん役を務めた笑福亭鶴瓶の司会進行で行われた試写会は、吉永小百合(柏木悦子役)、阿部寛(柏木浩司役)、竹内結子(竜崎みどり役)のメイン・キャストに加え、笹野高史(竜崎徳三郎役)、更に岬村青年団フォーク愛好会のメンバー役で出演したブラザーズ5(杉田二郎、堀内孝雄、ばんばひろふみ、高山巌、因幡晃)という豪華キャストが登場し、映画にまつわるトークを披露した後、吉永の呼び込みにより村治佳織が登場。もともと親交の深かった吉永からのオファーを受け、今回の映画音楽にギターで参加することになった村治佳織だが、大勢の観客の前に姿を見せるのは本当に久しぶりだ。
壇上での吉永と鶴瓶とのトークでは、村治佳織は「大好きな吉永さんから今回のお話をもらえてうれしかった。また、素晴らしいメロディにも出会えたので演奏家冥利に尽きる。そして、またこうして元気にステージに戻ってくることが出来てうれしい」と語り、実際に都内のスタジオまで赴き村治佳織が演奏する映画の楽曲の収録に立ち会ったという吉永小百合は「「禁じられた遊び」など、映画とギターは切っても切れない縁がある。村治さんのギターの音色で映画のラストを飾るのが私の夢だった」と、その喜びを語った。
そして、映画のメイン・テーマ「望郷~ふしぎな岬の物語~」をギターで披露。静まりかえった会場内に村治のギターの優しい音色が響き渡り、大きな感動を与えていた。
映画『ふしぎな岬の物語』は、のどかな太陽と海に抱かれて、時代に流されることなくどこか懐かしさの漂う岬村で小さなカフェを営む悦子(吉永小百合)と、店に集う人々との交流を通して、当たり前すぎて忘れてしまいがちな世の中の不思議や、人と人の絆が、なめらかに紡ぎだされてゆく、温かい感動を呼ぶ作品だ。吉永小百合が成島出監督と共に初めて企画も手掛けた主演作でもあり、先日のモントリオール世界映画祭では、審査員特別賞グランプリ受賞ほか、二冠を受賞している。
安川午朗が音楽を手掛け村治佳織がギタリストとして参加する映画のオリジナルサウンドトラックは、映画公開に先がけ10月8日に発売となる。サントラには、吉永小百合による朗読トラックも収録されており、また、ブックレットには吉永小百合と村治佳織による対談も掲載される。
(C)2014「ふしぎな岬の物語」製作委員会
映画『ふしぎな岬の物語』オリジナル・サウンドトラック
2014年10月8日発売
UCCY-1046 ¥2,500+税
音楽:安川午朗
ギター演奏:村治佳織(track,2,5,13,16,18,26,27,28)
※メイン・テーマ「望郷~ふしぎな岬の物語~」収録
※吉永小百合による朗読トラック収録(track,11鯨祭り~朗読「鯨法会」~、27虹の岬~朗読「海の果て」~)
※全28track
※ブックレットには吉永小百合×村治佳織による対談掲載
映画『ふしぎな岬の物語』
吉永小百合、阿部寛、竹内結子、笑福亭鶴瓶、笹野高史、小池栄子、春風亭昇太、井浦新、吉幾三、杉田二郎、堀内孝雄、ばんばひろふみ、高山巌、因幡晃、片岡亀蔵、中原丈雄、石橋蓮司、米倉斉加年
企画:吉永小百合、成島出
原作:森沢明夫「虹の岬の喫茶店」(幻冬舎文庫)
脚本:加藤正人 安倍照雄
撮影監督:長沼六男(J.S.C.)
監督:成島出
音楽:安川午朗
ギター演奏:村治佳織
www.misaki-cafe.jp
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