【連載】青SHUNコラム第12回 『「佐藤“シュガー”あや」が青SHUN学園に戻ってきた理由。』

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福岡発ロック系アイドルユニット 青SHUN学園の学園長(プロデューサー)SHUNです!!

今日は、2014年3月11日に突如として連絡が取れなくなり、そして急きょ6月13日に復帰した、青SHUN学園 出席番号53番 シュガー(佐藤あや)16才 大分県出身 にインタビューを行いました。

S「まず、いきなり連絡が取れなくなった理由を教えてください」
シュガー「実は、私の本当の将来の夢は、AKB48さんになりたかったんです。その頃Team8と呼ばれる各県で1人選出されるAKB48オーディションを受けたくて、独断で受けたんです。結果的に、ダンス力が無いという理由で最終審査で落ちてしまいました。

そこからバイトを始めたり、平凡な高校生生活に戻りました。
そもそもTeam 8を受ける前、もう二度と青SHUN学園には戻らない…!そう決めてました。しかし、無意識な内に、青SHUN学園のスケジュールを調べている自分がいました。
お父さんに「今度青SHUN学園、○○でライブだってよ!」と、行っている自分がいました。
最初の頃、絶対戻らない!と言って決心したのに…と、もどかしい自分に戸惑っていました。

その時タイミングよく、仲の良いメンバーのお母さんから連絡があったんです。
「今ならまだ間に合うよ!」と諭されました。そうなのかな…と、疑心暗鬼になりながらも、でもどこか期待している自分に気づきました。
そこで、思いつくメンバーに「今からでも遅くないかな?自分、戻っても、大丈夫かな?」と、恐る恐る聞いてみたのです。答えは、快い返事でした。」

S「仲の良いメンバーのお母さんとの事でしたが、そのメンバーとはだれですか?」
シュガー「濱崎まなかちゃんです。」
S「濱崎さんは、お母さんがシュガーちゃんに接触していたこと、知ってたのですか?」
濱崎「知りませんでした!お母さんから「シュガー戻りたいって言ってたよ!」といわれ、自分はシュガーのこと大好きだから、戻ってきて欲しい!と伝えました」
S「…正直なところ、本心はどうだったんですか?」
濱崎「…本当は、戻ってきた時、思ったことがありました。何も言わずに消えて、怒りたかったんですけど、でも正直、嬉しかったんです。
シュガー、前よりも段違いのやる気が見えて、逆に心強くなっちゃいました。」

シュガー「最初、メンバーにどう思われるか心配でした。
でも、ミーティングの時間をとってもらえたとき、自分の気持ちを伝えました。
そしたら皆“おかえり”と暖かく迎え入れてくれたんです。涙が出ました。
まなかちゃん(濱崎)とも面と向かいあったとき、どうなるかな?気まづくなるかな?とも思いました。
でも実際は、顔を見合わせた瞬間、お互いの名前を呼び合い、抱き合って、この三ヶ月の時間を埋めることができたんです。」

S「シュガーは久しぶりに戻ってきて、青SHUN学園が以前と変わった!と思ったことはありますか?」
シュガー「一番は、福岡と東京のチームに分かれていたことです。
自分は戻ってきたばっかなのに、いきなり東京ですぐ活動。。。正直、心配でした。

知らないメンバーさん(お客さんの意)も増えてて、メンバーのみんなもダンスやMC等のスキルをつけて成長していました。
でも、ガラッと変わっていた環境にすぐ順応できた。
それは皆さんが本当に優しく受け入れてくれたからです。
今までのメンバーさんは「よく戻ってきたね!」と。
新しいメンバーさんは「ゆっくりでいいから覚えていってね!」と。
この温かい空間に、気持ちに、自分は絶対応えて、もっともっと頑張らなきゃ!
と思いました。」

S「青SHUN学園にいなかった空白の3ヶ月間、AKBのTeam 8を受けたことにより、他のオーディション受講者がいたと思います。
その人たちは、ほぼほぼ一般の方達だったと思うのですが、経験者のシュガーの目には、どう映りましたか??」

シュガー「最初、始まる前に応募をした方達と集まったのですが、誰とも話せず、やっと1人話し合える友達ができました。
そして、周りの皆と徐々に仲良くなっていきました。
一般の方達なのに、基本となる挨拶もしっかりできていたことに、今更ながら驚かされました。自分は経験者なのに、本当にちゃんとできてるかな?…やばいな、と思ってしまいました。
審査では、ダンスや歌、自己アピール等もあり、しっかりできるのか…と不安でした。

けれどそれ以上に、他の応募者の方達の実力も目を見張るものがありました。
皆さん、動画で覚えているはずなのです。
なのに、しっかり踊れていて、正直、かなり焦りました。
実際受けて、シュガーが落ちた理由は“ダンスが駄目だった”
その他は勝っていた(らしい)のです。
受かった子は、一般で、ダンススクール経験者の方でした。」

S「一旦、青SHUN学園を離れて、そんな様々な経験をしてきたシュガーさん。
青SHUN学園が、満を持して8/19にメジャーデビューシングル「ツインテール~I love youをありがとう~」をリリースします。
なんとそこで、PV(プロモーションビデオ)のセンターに抜擢されたわけですが、今の心境を教えてください。」

シュガー「休む前の自分より、やる気があるのが伝わったんだと思います。
6月末、もう青SHUN学園一筋に進んでいきたい!と思ったので、学校を自主退学しました。実際、アイドル活動をしていたら、しかも地方。勉学との両立は厳しいんだという事がわかりました。
大分県では特に、事務所のノーメイクさんが交通費を全額負担して頂けるとは言え、金銭的にも、時間的にも際限がありすぎる事を痛感したんです。
自主退学をし、この活動一筋に集中でして、他メンバーに勝てる自分になりたい!
そう思いました。」

S「メジャーデビュー、そのセンターに抜擢してくれた社長についてどんな気持ちですか?」
シュガー「実際、端っこの方からスタートだと思っていました。
しかし、PV撮影直前に社長から電話があり、“シュガーはセンターよ!”と言われました。自分でいいのかな?と、いろんな事や人間関係が頭をよぎりました。
こんなに重大なリリース、青SHUN学園の“これから”を決める岐路なのに、と。でも、そんな全ての状況を理解・決心した上で、感謝の気持ちでいっぱいでした。
人に嫌われてもひっぱることのできるリーダーになりたい!
そう常々、目標にしていたから。

この青SHUN学園でトップをとれなきゃ、AKB48さんなんて、夢のまた夢。
まだまだな自分ですが、いつか!いつか“高橋みなみ”のような、強い人になりたい!」
そう思っています。
S「浜崎さん、この決意を聞いて、いかがですか??」
濱崎「悔しいけど、青SHUN学園が、まだ青青春女子学園だった頃。
一番最初に仲良くなった私たちは、その頃、いつか私たちがリーダーになってひっぱっていきたいね、と話していたんです。
それを今、実現したい!と意思を持って、着々と歩んでいくシュガーが輝いて見えるし、自分も負けてられないな、と思います。」

S「目指すは、青SHUN学園のトップ1、2でしょうか?」
濱崎「はい!やる気のないメンバーは一人もいなく、メンバーはみんな夢を持っていて、支え合い、頑張っていく。
そんなメンバー達“だけ”の青SHUN学園を、作っていきたいと思うんです!」

S「シュガーさん、そのために心がけることはありますか?」
シュガー「現実にうまくいっていないこと、たくさんあります。
でもそれをネガティブに捉えるんじゃなくて!下を見ないで上だけを見る自分たちで在る。

上を、高みを目指して、頑張っていきたいです。
その一番目先の目標としては、8月にメジャーデビューするシングル。
アフィリア・サーガさんやLinQさん、アリス十番さんや風男塾さんのように、3万~5万枚は夢のまた夢かもしれません。ですが、これからその道を辿れる自分たちになりたいんです。」

S「最後の一言。青SHUN学園に戻ってきて、良かったですか?」
シュガー「以前いた時より、6kg痩せました。行動でもそうですが、見た目も含めた総合的な意味で、誰にも文句を言わせない自分になりたいと思っています。
それがトップになる絶対条件だと思いますし、歌もダンスも突き詰めていきたいです。
シュガーにとって青SHUN学園は、家族と同じくらい大切な存在なんです。」

S「最後の最後に一言。天国のお母さんに伝えたいことはありますか?」
シュガー「小5の時に病気でなくなっちゃったお母さん。
ステージの自分を見てもらうことは、今までも、これからもないけど、形見でもらった指輪は、今も肌身離さず持っています!
この私の活動を、天国のお母さんに、空をも突き抜けて届くように!
毎日毎日、頑張っていきます!!」

S「もうすぐ命日です。しっかり自分の決意を伝え、気持ち新たにスタートできるよう「行ってきます」を、伝えてきてくださいね!」
シュガー「7回忌、行ってきます。お母さんが”生んで良かった”と思えるシュガーになれる日を目指して。ありがとうございました!」

◆【連載】青SHUN学園 SHUNの「青SHUNコラム」
◆ノーメイク・オフィシャルサイト
◆青SHUN学園オフィシャルサイト
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