6月7日、渋谷WOMBにてASYによる＜06S #Zero_ASY Album Release Party＞が開催された。大雨にも関わらず、この日を待ちわびて日本各地からやってきたASYファンや、外国人のオーディエンスまで幅広い客層がフロアを埋め尽くし、渋谷の夜が熱気に満たされた。

◆ASY＠WOMB画像

この日、ライブはアルバム『#Zero_ASY』のリードトラックでもある「NO」からスタート、「NO NO NO」とフロアからの大合唱が響き渡り、異様な一体感が会場をロックする。この日「モノトーン」のドレスコードが指定されており、白黒で埋め尽くされた会場は終始一体感と躍動感に包まれていた。
ASYはドラムンベースを中心とした音楽を提唱するベースミュージックユニットだ。ドラムンベースといえば歌の無いインストだけでプレイされることが多いが、メンバーのひとりにEXILEや少女時代等のサウンドプロデュースを手掛けるSTYがおり、彼が多くの曲の作詞作曲を手がけていることで、疾走感のある日本語リリックがのったキャッチーなドラムンベースがASYの最大の魅力だ。ドラムンベースコアファンにとっても新しいジャンルであり、また普段ドラムンベースを聞かないPOPミュージックリスナーにとっても心地よいサウンドとしてフロアを揺らしていく。

ライブにはSTYがサウンドプロデュースを手がけている大型新人FAKYのメンバーのAnnaをはじめとした女性ボーカリスト達も登場し、アルバム収録外の楽曲も披露された。ドラムンベースを軸にEDM、POPサウンドが交錯する新ジャンルの楽曲は、まさにゼッドやデヴィッド・ゲッタ、アヴィーチーといった海外トップDJ達が放つ新鋭の洋楽サウンドと同じ匂いを放っている。

これからの日本の音楽シーンを切り開いていくかの先鋭ダンストラックに身体を委ね、＜#Zero_ASY Album Release Party＞は大盛況のまま幕を閉じた。7月27日（日）にはGekkoにて、＜ASY presents #Zero_BBQ＞イベントの開催が決定している。

PHOTO BY RYOKO HIDAKA

＜#Zero_ASY Album Release Party＠渋谷WOMB＞
1.Intro
2.NO
3.SEE THE LIGHTS（Maozon Remix）
4.Better Without You（ASY Remix）
5.HEAVEN & EARTH
6.Diamonds
7.young, poor, fabulous
8.Stars In Your Eyes
9.Another Tokyo State of Mind

◆ASYオフィシャルサイト
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