マイケル・スタイプ、R.E.M.解散以来初となる新曲を発表

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マイケル・スタイプが2011年のR.E.M解散以来初となる新曲を発表した。マイケルは友人であるトム・ギルロイ監督作『ザ・コールド・ランズ』からのボーナス映像用にインスツルメンタルの曲を制作したようだ。salon.comとのインタビューでマイケルは「これは多分世間が俺に期待しているものではないだろうね。でも俺がやりたかったことだからさ」と答えている。

◆マイケル・スタイプ画像

この作品に取り掛かっている間、プレッシャーを感じていたと認めているマイケルだが、歌を入れるつもりはなかったと説明している。「もし歌を入れるとしたら、俺ではなかったね。誰か他の人を見つけていただろうよ。別に気難しくしているんじゃなくて、今はただ、やりたいと思わないんだ」

マイケルとギルロイは30年来の友人であり、これまで数々の映画や音楽、政治におけるプロジェクトでコラボしてきた。マイケルは今回の作曲活動が、バンド解散以来「最高の初プロジェクトに」感じたと語っている。

「これを曲とは呼ばないね。サウンドトラックとかミュージカルの曲って感じさ。もちろん大きなことだけど、それは俺とトムとの友情や『ザ・コールド・ランズ』だって同じさ。俺がやりたかったことだし、少し活動を拡大して自分にちょっとした試練を与えたかったんだ。それに俺は音楽が大好きだしね」

今回の活動をきっかけにより多くの新曲に取り掛かるつもりかという質問にマイケルは「分からないな。それはでっかい括弧でくくっとこうぜ。俺は音楽が好きだよ。音楽は俺にとってとてつもなく流動的な形態だと思うけど、今の自分をそこにどう当てはめるかが問題なのさ」と答えた。

今回の作品はマイケルにとってR.E.M.解散後初のプロジェクトとなっているが、2013年にはホールのボーカルを務めるコートニー・ラブと『リオ・グランデ』でタッグを組んでいた。
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