LAska、L.Aから逆輸入デビュー

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ロサンゼルス在住のアーティストLAska(ラスカ)が、5月22日発売のアルバム『CA LI FOR NIA』で日本デビューした。デビュー作ながらレッチリのフリーやピクシーズのPAZがゲスト参加を果たし、プロデュースには日本が誇るミュージシャン/クリエイター集団“origami PRODUCTIONS”が全面的に参加、さらにUKポスト・ロックの旗手Kyteのニック・ムーンやディープ・ハウス~インディーダンス・シーン注目の新鋭Journeymanの名前もあり、洋楽・邦楽のくくりを軽く飛び越えたアルバムになっている。

◆LAska画像

LAskaのキャリアがスタートしたきっかけは、2010年に公開されたスパイク・ジョーンズの短編映画『I'm Here』だ。フリー(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)、ニック・ジナー(ヤー・ヤー・ヤーズ)ら超豪華布陣による主題歌「THERE ARE MANY OF US」のシンガーに抜擢されたことから本格的な活動をスタート。その後、DIESELやALEXANDER McQUEENのコレクション音楽やポカリスエットなどのCMソングを手掛けており、現在はサーフ・ブランドROXYのウェット・スーツのプロモーション・ソングとして「Sex&Surf」が起用されている。

「カリフォルニア」や「Helloファンタジー」他アルバム中4曲の歌詞を一緒に手掛けたLiLyはLAskaと10年来の友人であり、LAskaのデビューにあたって「出会ったその瞬間から、私はLAskaに魅了されっ放し。こんなにブッ飛んでいて、芯からセクシーな女は、なかなかいない。ナチュラルボーン、アーティスト」とコメントを寄せている。また、「歪んだ太陽」の英語カバー・バージョンでは、LAskaのひとつの音楽のルーツである90's J-Popの中で特に好きだったUAのヒット曲を自身で英語に訳し、それをイギリス人のNick Moon(Kyte)がプロデュースするというインターナショナルなコラボレーションも実現されている。ジャンルも国境も越えたLAskaのオリジナルな個性は、アルバム全体から溢れんばかりだ。

ほぼ全面的にプロデュースしているorigami PRODUCTIONSの面々による洗練とグルーヴが同居したトラックにLAskaの自然体の歌が醸し出すアルバムの空気は、J-POPでもあり洋楽でもある、まさにLAskaオリジナルなオルタナ・ポップといえるものだ。

ラスカ『カリフォルニア/CA LI FOR NIA』
2014年5月21日発売
VICP-64174 2,500円+税
https://itunes.apple.com/jp/album/ca-li-for-nia/id870391176


◆ラスカ・レーベルサイト
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