トミー・スティンソン「ダフ・マッケイガンが俺の代わりを務めてくれる」
ガンズ・アンド・ローゼズの南米ツアーの一部日程で元メンバーのダフ・マッケイガン(B)がプレイするという噂は事実だそうだ。その時期、ツアーに参加できない現ベーシスト、トミー・スティンソンが認めた。
◆ガンズ・アンド・ローゼズ画像
スティンソンは4月中旬、活動を再開した彼のもう1つのバンド、ザ・リプレイスメンツがコーチェラ・フェスティバルへ出演するため、いくつかの公演に穴をあけることになった。ダフ・マッケイガンはそのアルゼンチン(4月6日)、パラグアイ(9日)、ボリビア(12日)、ブラジル(15、17日)の5公演で彼の代わりにステージに立つという。
スティンソンは『Billboard』誌にこう話した。「この(南米)ツアーの話が出たのと同じ時にリプレイスメンツの公演話が持ち上がった。しょっぱなから、スケジュールの問題が発生したんだ。“俺はこのツアー、無理”なんてこと言って、ガンズのみんなを動揺させたくなかった。ラッキーなことにダフと連絡取れた奴がいて、彼がこのアイディアを受け入れ、やるって言ってくれたんだ。彼はホント、気がいい奴で、アクセル(・ローズ)に救いの手を差し伸べようとしてくれた」
「“俺のケツ持ってくれて、ありがとよ”って言ったんだ。みんな、興奮すると思うよ。誰にとっても楽しいものになる」
ダフ・マッケイガンはすでに3月、バンドのリハーサルに参加しているそうだ。
ダフ・マッケイガンは2010年10月、ロンドンで行われたガンズ・アンド・ローゼズのショウに飛び入り出演、17年ぶりにアクセルと同じステージに立った。彼らはこの日、偶然、同じホテルに滞在していたそうで、アクセルはそのときのことを「廊下の先で、バカでかい音で音楽プレイしてる奴がいたんだ。ったく、なんだよ? オー、ダフじゃないか!」と、マッケイガンは「アクセルに会ってハグし合った。それで一緒にギグへ行ったんだ」「ショウを見てたら、誰かがベースを持ってやって来て…。「You Could Be Mine」なんて1993年以来、プレイしたことなかった。(でも)“オー・ゴッド、OK、プレイできる。覚えているはずだ”って思った」と話していた。
ダフ・マッケイガンは、これを皮切りに何度かガンズ・アンド・ローゼズの公演にゲスト出演。彼のバンド、ローデッドがオープニング・アクトを務めたこともある。
Ako Suzuki, London
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