小南泰葉、演劇盛り込んだ新感覚ライブ&東名阪ツアー開催発表

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小南泰葉が4月1日にタワーレコード限定発売の最新EP『怒怒哀楽』のレコ発記念として、演劇を取り入れたワンマンライブ<“怒怒哀楽”劇>開催した。

◆ワンマンライブ<“怒怒哀楽”劇> 画像

これまでも映像、曲順、文字、全てが反転したライブや、メイド喫茶&パビリオン、“藁人形奉納”など、独自の企画や演出を盛り込んでファンを楽しませることを定番化してきた小南泰葉のワンマン。ファンの期待もあってか、前回に続き今回の東京ワンマンもチケットがソールドアウトした。

今回は新作『怒怒哀楽』が“感情の解放、爆発”をテーマに制作されているだけに、さらなる感情表現の手法として“劇”にトライ。劇団四季に永年在籍、独立後もゆるぎない活躍を続けている下村尊則氏の出演、プロデュースによる「リトルマーメイド」をライブの冒頭と終幕に大胆にフィーチャーするといった構成で行われた。(実際は逆で、小南泰葉は“劇の休憩時間”にライブを行っているという設定)。

開演時には、下村氏演じる下半身がタコの“海の魔女”アースラの登場に、“いったい何が始まるのか”といった様子で釘付けなったオーディエンスの姿も多く見受けられた。ライブの前半は、情感や痛さが心にしみてくる彼女の声、言葉をきっちり届けるアコースティック編成に。そして後半は人気曲「噓憑きとサルヴァドール」や「誰かの“死にたい”を”生きたい”に…」というMCとともに始まった「3355411」を中核に、パワフルさを増したボーカルと強力なバンドの一体感で観客を魅了した。

「みんなと盛り上がりたいと思って」と、現在制作中の超アッパーな新曲「蜘蛛の糸」を挟み、「世界同時多発ラブ仮病捏造バラード不法投棄」まで一気に19曲を駆け抜けた後は、衣装を変えマーメイド役として再登場。愛を切望し人間になりたいがゆえに自分の声を魔女に差し出す、という役を自分の生きざまに重ね、演じきった。

「大変だったけどすごく身になるものがあったし、さらに色んな表現に挑戦したくなった」

人魚から人間になってそのままステージから走り去ったその終幕はどこに続いていくのか……感情を曝け出し、力強く動き始めた彼女の次なる動きに期待したい。

また「次もバンドでツアーをやります」というステージMCを受けて、本日、東名阪ツアーが発表となった。チケット情報など詳細はオフィシャルサイトで後日発表される。


<ワンマンLIVE“怒怒哀楽”劇>
4月1日(火)渋谷clubasia
セットリスト
劇 (Part1) 下村尊則 独演
1.カラスの兎
2.拘束ロード
3.お蜜会
4.パロディス
5.美少女戦士カメレオン
6.キャットダイバー
7.やさしい嘘
8.嘘憑きとサルヴァドール
9.ルポルタージュ精神病棟
10.ボーダーライン
11.3355411
12.足枷
13.Soupy World
14.Trash
15.終わりなき炎症
16.蜘蛛の糸
17.視聴覚教室
18.パンを齧った美少女
19.世界同時多発ラブ仮病捏造バラード不法投棄
劇(Part2) 小南泰葉 & 下村尊則

■小南泰葉 最新ツアー情報
6月7日(土) 東京 代官山UNIT
6月13日(金)名古屋 アポロベイス
6月28日(土) 大阪 JANUS

EP『怒怒哀楽』
(タワーレコード限定発売)
2014年03月05日発売
¥1,500(税抜) PROE-1001
UNIVERSAL MUSIC /EMI RECORDS
購入サイト:http://tower.jp/item/3445659/
1.3355411 (読み:サンサンゴーゴーヨンイチイチ)
2.ボーダーライン
3.終わりなき炎症
4.キャットダイバー
5.水子ペテン師(ボーナストラック)
6.美少女戦士カメレオン(ボーナストラック)

◆小南泰葉「怒怒哀楽」”クローズド”特設サイト
◆小南泰葉オフィシャルサイト
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