ファンキー加藤、岡山市立足守中学校の卒業生にエール。「未来は自分達が照らして明るくするんだ!」

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ファンキー加藤が岡山県 岡山市立足守中学校にて卒業生応援ライブを開催した。

◆ファンキー加藤 岡山市立足守中学校卒業生応援ライブ 画像

卒業生応援ライブといえば、FUNKY MONKEY BABYS。メジャーデビュー翌年の2007年から、彼らは全国の卒業式に自ら出向いて、学生達の一生の記念の日にサプライズの歌で花を添えようというスペシャル企画を解散までの7年間、毎年欠かすことなく実施してきた。

そしてファンキー加藤としてソロデビューした2014年は、加藤本人からの強い希望もあって、ファンモン時代から継続して卒業生応援ライブを行なう事が決定。前年末から募集をかけたところ、全国550校以上から応募が殺到。その中から厳選し、ソロアーティスト・ファンキー加藤としての初めての卒業生応援ライブが行なわれたのが、岡山県にある岡山市立足守中学校だった。

「来年度より、小中一貫校となり、あしもり学園と名前も変わってしまいます。足守中学校としては、創立51年の最後の卒業生となります。田舎の小さな学校での思い出を作ってやっていただきたい!新たな旅立ちを迎えた子供たちに、加藤くんの熱いメッセージのこもった歌を是非お願いします。(※小中一貫校の通称名が“あしもり学園”になりますが、“足守中学校”の名前は残ります)」

応募してきたのは、同校の卒業生に娘を持つ河原さん。廃校になった小学校を含む4校から集まった今年の卒業生たちは、本来の校舎ではなく、廃校となった小学校の校舎を間借りして中学校生活の2年半を過ごした学年。新しい校舎に通う事もないまま卒業していく彼らに、ファンキー加藤が熱いエールを贈る。

前日の夜から入念にリハーサルを重ね、3月15日の卒業式当日。卒業式では偶然にも3年生がFUNKY MONKEY BABYSの最後のシングル「ありがとう」を合唱。体育館の裏で生徒の歌声をこっそり聴き、気持ちが高ぶったファンキー加藤はそのままの勢いでステージに登場。左右に開くステージの幕の後ろに現れたファンキー加藤とその歌声に生徒も保護者も何が起こったのか理解できずに一瞬の沈黙。そして一斉に歓声が湧きあがった。

「足守中っ!卒業おめでとう!」と叫ぶファンキー加藤のサプライズライブに、女子だけでなく、男子学生もステージ前で号泣。「リスタート」「桜 ふわり ふわり」とソロ曲に続いてファンモンの大ヒットナンバー「あとひとつ」を熱唱。最後は「俺自身もファンモンから卒業して、みんなの気持ちがすごく分かる。でも卒業は悲しいものばかりでは無く、新しい可能性に向けたワクワク感がきっとあると思う。だからみんなも頑張れ!」と自身の活動と卒業生を重ね合わせ、ソロデビューシングル「My VOICE」を熱唱。

アンコールではソロとして初めて「ちっぽけな勇気」を歌唱。「明るい未来が待っているんじゃなくて、未来は自分達が照らして明るくするんだ!」と卒業生と共に拳を天に突き上げ、お互いの明るい未来を約束した。

「2007年にこの企画をスタートした時は卒業生と近い気持ちでライブしていましたが、年齢を重ねた今は保護者の方の気持ちもすごく分かります。これからもずっと続けていけるようソロ活動頑張ってたくさん応募してもらえるように、卒業生に負けないよう俺も頑張っていきます。」── ファンキー加藤

なお、ファンキー加藤は2ndシングルを5月14日にリリース。さらに初ワンマンライブとなる日本武道館2DAYSの公演タイトルを<ファンキー加藤「I LIVE YOU 2014」in 日本武道館>と発表した。

「『I LOVE YOU』ではなく『I LIVE YOU』。文法的には間違ってるので、オリジナルの造語になりますが、ライブが何よりも大好きなファンキー加藤らしいイベント名になったと思ってます。“LOVE”の“O”という穴を、“I”(愛)で埋め尽くす…という意味合いも込めてます。ファンモン時代にもあった「おまえ達との道」のように、これからシリーズ化して、通常のツアーとはまた違ったライブイベントにしようと思います。まずは、東京。日本武道館。ここからファンの皆さんと共に、全国各地を巡って、日本中を熱くしていきます!」── ファンキー加藤


◆BARKSライブレポート
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