『浅田真央スケーティング・ミュージック2013-14』に問い合わせ殺到

ソチ五輪閉幕から一夜明け、アルバム『浅田真央スケーティング・ミュージック2013-14』に問い合わせが殺到しているという。

『浅田真央スケーティング・ミュージック2013-14』は、浅田選手の最新の競技使用曲と、過去の使用曲を収録したベスト盤的な内容。浅田選手がこれまで使用した楽曲をすべてリスト化して、本人がこれまでの競技生活で特に印象に残っている楽曲をセレクトしている。さらに、ほぼすべてが実際に彼女が競技で使用した音源を収録しているのも特徴となっている。

またCDのブックレットでは浅田選手本人が「今まで滑った曲の中でお気に入りをセレクトしました。改めて見てみるといろんなジャンルの曲を滑ったのだと思いました。一つ一つの曲が思い出です。これらの曲と皆さんの応援のおかげで今まで歩んで来れたのかなと思います。このCDを聴いて少しでも私の成長を感じてもらえたらと思います。」と記している。

同アルバムはオリンピックの開幕前後から追加注文が激増し、現在2万枚を突破。通常1万枚売れればヒットといわれるクラシック・ジャンルでは異例のヒットを記録し、発売元のユニバーサルミュージックには問い合わせが殺到しているという。また、音楽配信バージョンの『浅田真央2013-14＋仮面舞踏会』は、競技前と比べると20倍以上の売れ行きを記録。試合前まではチャート圏外だったアルバムはiTunesクラシックランキングの4位まで上昇し、彼女が演技に使用した楽曲も各々軒並み配信チャートで上位にランクインしている。

ちなみに、そんな中でも特に注目を集めている楽曲というのが、エキシビションで彼女が使用した、IMA（イマ）が歌う「スマイル/この素晴しき世界」だという。

「滑っている時も歌詞を考えながら滑っています。笑顔ってとても大切ですね。見ている方にもこの歌詞を理解して見て頂けると嬉しいです。」── 浅田真央（『浅田真央スケーティング・ミュージック2013-14』ブックレットより）

なお、ユニバーサルミュージックのサイトでは、2月23日、IMAから浅田真央に当てたビデオレターが公開された。


◆IMA ユニバーサルミュージックサイト