浅田真央選手、エキシビションナンバーは「スマイル」
2月20日、ソチオリンピック・フィギュアスケート女子シングル・フリーでは、渾身の演技で自己ベストを更新する素晴らしい滑りを見せた浅田真央選手だが、2月23日にはエキシビションへの出演が決定となった。更にすてきな滑りを見せてくれることだろう。
◆「スマイル/この素晴らしき世界」映像
今回、浅田真央選手がエキシビションで使用する楽曲は、IMAの歌う「スマイル/この素晴らしき世界」という楽曲だ。この曲は「笑顔になればつらいことも忘れられる。笑顔って素晴らしい」という浅田真央選手が思う気持ちがそのまま表現されている曲で、その素晴らしさを皆に伝えたいという思いをのせ「スマイル」を選曲したのだという。彼女の演技と同じように、滑らかで柔らかく、それでいて凛とした筋の通った歌が、氷上で浅田真央選手との素晴らしいハーモニーを奏でてくれることだろう。
「スマイル」は、スケート関連コンピレーション『浅田真央スケーティング・ミュージック2013-14』『スケーティング・ミュージック2013-14』『フィギュア・スケート2014』(音楽配信のみ)といった作品集に収録されている。ブックレットには「スマイル/この素晴らしき世界」の日本語対訳が掲載されているが、実はこの対訳は、浅田真央選手自身が確認しながら、じっくり言葉を選んで完成させたものだ。そこにはこんな歌詞が刻まれている。
<涙が溢れそうになっても そんな時こそ頑張らなきゃ 泣いても意味ないよ、笑ってみて>
今の彼女の想いが伝わってくるではないか。この歌詞こそ、浅田真央選手がこの曲をエキシビションに選んだ決め手であり、これまで応援してくださったファンの方々への感謝の気持ちを込めたものなのだ。万感の思いを込めて、エキシビションを観覧しよう。がんばれ真央ちゃん、そしてありがとう。
◆IMAオフィシャルサイト