【ライブレポート】OBLIVION DUST、ツアー初日にクラウドサーファー続出「もうちょっと熱くなれるんじゃない?」
◆OBLIVION DUST 拡大画像
OBLIVION DUSTにとって2014年初となったこの日のライブ。さらに、この会場でライブを行なうのは2012年12月以来、約1年振り。ライブ開始時刻に会場が暗転し、メンバーが登場すると、待ちわびていたオーディエンスが凄まじい歓声を上げて、メンバーを迎える。
オープニングから大音量で包まれたフロアは一瞬でビートの渦に包み込まれ、フロア全体が鳴り始める。分厚く幾重にも重なったサウンドは、もはや心地良ささえ感じる。
新旧織り交ぜたセットリストで展開されていくライブ。熱気はぐんぐんと上昇し、フロアは大きく揺れて波打つ。その上をクラウドサーファーが気持ちよさそうに暴れまわる。時折、メンバー同士でアイコンタクトを取りながら、楽しそうな笑顔を見せるメンバーたち。今年初のライブを楽しみにしていたことが、その表情からもうかがえる。
RIKIJIが低い位置でベースを携えて、フロアを挑発するようにリズムを刻み、K.A.Zのギターは激しくも、楽曲によって変幻自在にその景色を塗り替えていく。ボーカルのKENが「もうちょっと熱くなれるんじゃない?」とMCで煽ると、さらにクラウドサーファーが続出。次から次へと繰り出される楽曲は圧倒的な存在感で、バンドとフロアに一体感をもたらす。
「まだ決定ではないけど、夏にはまたやります」
ライブ終盤のMCでは、KENが次なるライブの予定も示唆。さらに、「でも、夏までまだちょっと時間があるんで、最後まで暴れて帰って!」とフロアを煽り、軽快にステージを動きまわりながらも、激しいパフォーマンスでフロアのテンションを上げていく。そして、ラストまで一気に熱い音の塊は会場を揺らし続けていった。
このツアーは、2月7日(金) 名古屋ElectricLadyLand、2月8日(土) 梅田 CLUB QUATTRO、3月9日(日) 仙台 CLUB JUNK BOXと続き、まだまだ熱いステージを繰り広げていく。名古屋・大阪公演のチケットは現在発売中。仙台公演は2月8日から一般発売が開始される。
■<OBLIVION DUST LIVE TOUR 2014 “Blood Red Stars”>
2014年2月2日(日)
東京 TSUTAYA O-EAST
2014年2月7日(金)
名古屋ElectricLadyLand
2014年2月8日(土)
梅田 CLUB QUATTRO
2014年3月9日(日)
仙台 CLUB JUNK BOX
■Album『9 Gates For Bipolar』
2012.04.11
UPCH-20277
01.Gateway
02.Tune
03.Sail Away feat.土屋アンナ
04.Syndrome
05.All I Need
06.Devil's Game
07.Ghost That Bleeds
08.In My Rainy Field
09.Sink The God
10.Baby,It'S All Good
◆OBLIVION DUST オフィシャルサイト
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