iTunesダンスチャート連続1位の謎のLED覆面ユニット・CTS、<electrox>に登場
2013年にユニバーサルミュージックとのメジャー契約を発表し、12月にリリースされた4枚目のEP「Beautiful Love World」が、5作連続iTunesダンスチャート1位を獲得している謎のLED覆面ユニット・CTS。
◆CTS<electrox>画像
そんなCTSが、2014年1月4日に幕張メッセにて開催されたEDM系フェス<electrox(エレクトロックス)>に出演。日本初となる同イベントの、記念すべきトップバッターとしてパフォーマンスを披露した。
この日は、宇宙を浮遊するようなSEが会場に響き渡る中、まずはDJのSquare(スクエア)のみが登場。会場を煽るような効果音から「アケマシテ、オメデトウゴザイマス」とMCを発し、日本の新年を想起させる三味線の音が会場内に鳴り響くという演出で、会場中は大きな笑顔と歓声に包まれた。
その後、シンセサイザーのTriangle(トライアングル)が登場し、三味線の音色に合わせてシンセサイザーを弾くという演出でさらに会場を煽った上、最後にボーカルのCircle(サークル)が登場。大きな爆発音から、CTSの1st アルバムのタイトル曲でもある「No Reason」のイントロにあわせて、Circleの「エレクトロックス!」というMCとともにステージは始まり、開始早々から会場を圧倒した。
「No Reason」の後は、CTSの楽曲の中でも特にフロアライクな「Blue Skywalker」「Sayonara Twilight」「Just Bring It」を披露。フロアはビートに乗せて踊り、そして大きな合唱が起きたりと、新人ながら人気の高さをうかがわせていた。
最後には、CTSの中でも生粋のダンスナンバー「Yume Be The Light」、CTSの真骨頂とも言える、EDMとJ-POPが融合したような新機軸のDANCE POPサウンドを体現する「Beautiful Love World」を披露。会場のボルテージは最高潮に達し、大歓声と大きな拍手送られてステージは終了した。
また今回は、CTSの特徴である音と映像の完全なる同期に加えて、レーザーでの演出も。音にあわせ目まぐるしく変化するグラフィカルなVJ映像と、曲の世界観を加速させる歌詞を出す演出にあわせた、頭上に降り注ぐド派手でカラフルなレーザー。ラストの「Beautiful Love World」では、海、太陽、大自然、地球、宇宙といったダイナミックなものから、日本の風景、町並み、都会のイルミネーション、車の往来から渋谷のスクランブル交差点での人間の交差するシーンまでドラマチックな映像をステージ上に投影。CTSの描く壮大なスケールの世界観に、オーディエンスを引きずり込んでいた。
CTSは、2月19日にメジャー初作品ながらにしてベストアルバムのリリースを発表している。
2014.1.4.electrox@幕張メッセ
セットリスト
1. No Reason
2. Blue Slywalker
3. Sayonara Twilight
4. Just Bring It
5. 君をのせて
6. Yume Be The Light
7. Beautiful Love World
◆BARKSライブレポート