世界初、最新映像演出を駆使した小林幸子カウントダウンライブに総来場者数85万人

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■ 新作衣装“幸子城”に関する、衣装制作者によるコメント

── 小林幸子の新作衣装のコンセプトを"幸子城"にした理由

「人は城なり」武田信玄公の有名な言葉があります。小林幸子さんがこれまで築き上げてきた豪華絢爛、また奇 想天外な衣裳の数々はご本人はもちろんたくさんの人々の力の結集、すなわち城と言えるものでしょう。今回も、nicofarreという”限られた空間”であるハンデを逆手に取り、幸子さんご本人のアイディアとニコニコの叡智を結集して創りあげる、幸子さんの城、まさに「幸子城」なのです。

── それぞれのシーン&衣装の移り変わりの意図

幸子城の地下から屋上までを、1曲ごとに階段を上り、衣装が変わることで、曲の世界観と、進化していく小林幸子さんを表現しました。

特に「さよならありがとう」の衣装は、ニコニコでリアルタイムで流れているコメントをLEDに流し、小林幸子さんにもプ ロジェクションマッピングすることで、生放送を観ている視聴者が参加してはじめて完成する衣装を目指しました。オ ープニングやエンディングでは、ニコニコで小林幸子さんと共に、2013年に大人気だった「ダイオウグソクムシ」、「チン アナゴ」も出演し、2013年の締めくくりにふさわしくなるような演出を心がけました。

── 今回の衣装制作で大変だったところ

制作期間が2ヶ月で、総勢200名を超えるスタッフが制作に関わっています。それぞれの進行管理や、制作されたものをまとめるのが大変でした。
技術的な部分では、VR(バーチャルリアリティ)、AR(拡張現実)、プロジェクションマッピング、LED映像などの映像演出技術と小林幸子さんのライブを、収録ではなく生で、リアルタイムに全てを同期・融合させることがとても 難しいことでした。

この演出は、世界でも初めての試みになります。

── 「テラ幸子」とはどんな存在か

小林幸子さんが以前紅白で着用されていた衣装「メガ幸子」がさらに進化しました。“幸子城”の守護神のようなものです。眼からレーザー光線をだし、空を飛び、日本を見守っています。

── 「風といっしょに」の演出の意図
2014年の干支・午年にちなみ、ペガサスと共に大空へ飛翔し、桃源郷に着地することで、小林幸子さん、ニコニコ視聴者にとって、2014年がさらに飛躍する年になるように、という思いをこめました。

演出家・山形龍司(株式会社ラテンセイルジャパン)


◆BARKSライブレポ
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