世界初、最新映像演出を駆使した小林幸子カウントダウンライブに総来場者数85万人

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2013年12月31日から2014年1月1日にかけて『ニコニコ年越し!小林幸子カウントダウンLIVE ~オープニングアクト:ダイオウグソクムシ~』が開催され、ニコニコ生放送で配信。総来場者数は85万人と大きな盛り上がりを見せた。以下、オフィシャルのレポートをお届けしよう。

◆『ニコニコ年越し!小林幸子カウントダウンLIVE ~オープニングアクト:ダイオウグソクムシ~』画像

12月31日、六本木・ニコファーレで『ニコニコ年越し!小林幸子カウントダウンLIVE』が開催され、歌手の小林幸子が生出演。「幸子城」と銘打った衣装を、世界初となるVR(仮想現実)、AR(拡張現実)、プロジェクションマッピング、ライブ会場に360度に敷設されたLEDパネルを使用した映像投影など、最新の映像演出技術をいくつも駆使してニコファーレ内に“建築”し、視聴者を驚かせた。

年越しを間近に控えた23時20分。東京の街の上空から六本木に建立された「幸子城」へと降りていくオープニング映像から番組はスタートした。豪華絢爛な幸子城が映し出されると、番組を視聴していたユーザーからはコメントで歓声が上がる。

「幸子城」に導かれたユーザーを最初に待っていたのは、一の間「祭り」宴会場。赤と金で彩られたゴージャス空間に出現したのは、金箔のふすま。カオスかつきらびやかな空間に⻩金の衣装に身を包んだ小林幸子が降り立ち、「ぼくとわたしとニコニコ動画」を軽やかに歌い上げた。

小林幸子は番組を見ているユーザーに「カウントダウンライブは初めて。皆さんと一緒に新年を迎えられたら」と挨拶。その後は映し出された ふすまが開き、幸子城の二の間へ向けて階段を上がっていく映像が流れた。そしてたどり着いた二の間は、椿や雪、結晶が浮かんでは消えて いく幻想的な空間。背後に天の川が流れる中、小林幸子は「雪椿」「さよなら ありがとう」を熱唱し、大歓声を浴びていた。

ここでライブは一時ブレイク。スカイプを使ってのユーザートーク企画で、小林幸子とユーザーが生電話を行なう。ユーザーに対して優しく語りかける小林幸子に、ニコ生視聴者からは「ラスボス優しい」「幸子さんかわいい」「幸子さんいい人」といったコメントが寄せられた。

年越しの瞬間に向けてイベントは加速していく。続いては小林幸子が城のバルコニーに出て、町並みの屋根の上を歩きながら「時の流れに 身をまかせ」を凛と歌い上げる。夜景のきらめくビル群を飛んで行く演出に、ニコ生視聴者からは「すごすぎィ!」「ハイテクwww」といった声が上がっていた。

番組の盛り上がりも最高潮に達したところで、幸子城のプールの水面が割れ、「テラ幸子」が登場。かつて紅白歌合戦で披露した衣装「メガ幸子」を超えるインパクトで出現した「テラ幸子」を隣に従えて、小林幸子は「おもいで酒」を披露した。

ここでドワンゴ取締役の夏野剛氏が登場し、告知パートへ。4月26日、27日に開催される<ニコニコ超会議3>にて「ニコニコ超パーティーIII」が開催されることが明らかとなり、さらに小林幸子も同イベントに出演することが発表された。ここで再び小林幸子が姿を見せ、今度は「蛍の光」をしっとりと歌い上げる。それと共に、ニコニコ動画2013年の1年に起こった出来事がビデオウォールで流れ始めた。

そしていよいよ年越しの瞬間がやってきた。小林幸子と運営チームと共にニコ生視聴者からはカウントダウンの数字が書き込まれ、全員が心を一つにしてその瞬間を待ちわびる。5、4、3、2、1……2014年を迎えた瞬間、ニコファーレならではの最新映像演出で夜空に花火が打ち上がり、大盛り上がりの中、2014年がスタートした。

年明けした後は、再びライブへ。巨大な羽根を広げた小林幸子が「風といっしょに」を歌い、ペガサスと共に空中を飛翔していく。ラストは、美しい桃源郷に舞い降りた小林幸子が桜吹雪の中で、ボーカロイド楽曲で神曲ともよばれている「千本桜」を熱唱。神曲×歌手生活50年の小林幸子の組み合わせは、視聴者を完全に圧倒。絶賛コメントがいくつも右から左へと流れていった。

幸子城を舞台にした壮大なカウントダウンライブは、大盛況のうちに幕を下ろした。


◆BARKSライブレポ
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