モーニング娘。10期・石田亜佑美「名前が変わっても私たち10人は変わらない。」
飯窪春菜、石田亜佑美、佐藤優樹、工藤遥のモーニング娘。10期によるカレンダーブック『モーニング娘。天気組BOOK』の発売記念握手会が12月17日に福家書店新宿サブナード店にて開催された。
◆『モーニング娘。天気組BOOK』発売記念握手会 画像
この本は、『モーニング娘。9・10期 1st official Photo Book』誌上にて9期と10期の体育祭対決で勝利した10期が、そのご褒美として雑誌『UTB』で連載していた「天気組2013カレンダー」を新たに2014年度版にリニューアルし、1冊にまとめたもの。カレンダーの他にも、本音を語り合ったロングインタビューや、水着や制服、ルームウェアなどの撮り下ろし写真もたくさん掲載されている。
報道陣を前に、『モーニング娘。天気組BOOK』を手にした工藤遥は、「本当にものすごい本が出来上がった。自分たちで見て『すごいね~』って感動する本が出来上がった。」と、満足そう。また、撮影中の思い出のエピソードとして、「ベッドや部屋の中で写真を撮ったんですけど、「久しぶりだなー」って。久しぶりに10期だけが集まる撮影になったので、嬉しかったです。」と、佐藤優樹も笑顔で答えた。
そして、それぞれお気に入りの写真を紹介する。「もはやこれは漫画の実写版じゃないかってくらい。感動した。」と、工藤が挙げたお気に入りは、飯窪春菜とのカット。佐藤は、飯窪プロデュースで撮られた写真とともに、「これ、足をずっと上げながら、腹筋してるんですよ。すごく辛かったんですよ。身体をくの字にしなくちゃいけなくて。でも(撮影した写真を)見た時に、「あ、顔がちゃんとなってるな」って。お気に入りでもあるんですけど、頑張った写真です。」と、大変だった撮影を振り返る。石田亜佑美は、連載当初に撮られた巫女さん衣装のカット。こちらも飯窪プロデュースで、「背景もはるなんが描いてるんですよね。「こんな上手い絵が描けるんだ」って、10期連載を通して気づけた。」とのこと。またこの写真はファンからも可愛いと評判の写真でもある(確かに可愛い)。そして、プロデュース能力の高さも明らかになった飯窪春菜のお気に入りは、というと、ベッドの上で4人が部屋着で重なってる写真。「この写真は、自分で言うのもあれなんですけど、4姉妹のように見える。『若草物語』のイメージ。」だそうだ。
「今回の『モーニング娘。天気組BOOK』は、ちゃんとしたカメラで撮った写真ばかりではなくて、メンバーのケータイのデータフォルダからプライベートの写真を出したページもあって、すっごい変顔してたりとか。10期メンバーらしい写真がたくさん載ってるところがあるので、ちっちゃくしか載ってないんですけど、細かく見てほしいなって思います。」── 石田亜佑美
報道陣からの質問は、9期と10期の一番の違いについて。これに佐藤は「10期は4人で考えるより先に……運動が大好きチームなんです。でも9期さんは作戦を練って練って練って勝負なんです。ズブズブしちゃうとこかな。スポンスポンスプーーンって。」と、回答。その感性に直接訴えかけてくる表現に、困惑の色を隠せない報道陣だったが、とにかく飯窪曰く「9期さんは冷静で、私たちは単純なんです。」だそうだ。
また、2013年のモーニング娘。を振り返って、飯窪は「11年ぶりにオリコンウィークリー3作連続1位がいただけて、グループとして、ようやく第2のスタートラインに立てたなって気がします。2014年はもっともっと飛躍して、いいスタートダッシュが切れたら。」と、さすがはサブリーダー。しっかりしたコメントを残して、報道陣一同、感心するほかない。
そして、残念ながら目標にしていた『紅白歌合戦』は落選という結果になってしまったが、石田は、ファンがメンバーと同じくらい落選という結果を悔しがってくれたことを挙げながら、「私たちモーニング娘。のことを愛してくださるファンの方がたくさんいるっていうのを、落選という結果を受けてあらためて気付かされました。だから「これからもまだまだモーニング娘。、行けるぞ」って。2014年も頑張って行きたい。」と、みんなの悔しさを未来へと突き進む原動力へと変え、闘志を燃やす。
さらに、「2014年はどうしたい?」という質問に「私いいですか?」と話を切り出す佐藤。そして「横浜BLITZじゃなくて……おっ……アリーナでおもてなしをして、おっきいステージに立てるように頑張りたいなって。おっきいステージに立って、ファンの人たちひとりひとり、ひとりひとりにちゃんと目を合わせて、2時間半。」と、断言。その後も、「おもてなし」を強調するまーちゃんからは、多くのファンひとりひとりにライブで「おもてなし」をしたいという気持ちが伝わってくる。
2014年1月1日からモーニング娘。から「モーニング娘。'14」へと変わることについて、それぞれ最初に話を聞いた時には驚いたとしながらも、石田からは「名前が変わってもモーニング娘。の歴史がなくなるわけじゃない。名前が変わっても私たち10人は変わらない。むしろ私たち自身、進化していきたい。」との力強い決意の言葉を聞くことができた。
ちなみに、モーニング娘。のクリスマスの予定は、<ラスト・クリスマスはハロリハ♪>という替え歌もメンバー内で歌われるように、年末年始のハロー!プロジェクトのコンサートに向けたリハーサルが毎年行なわれる。と、同時に、「今年の一大イベント」と工藤が語る、メンバー同士でのプレゼント交換も。前年は誰から何をもらったかを訊かれた工藤は、「去年は田中れいなさんからのプレゼントが回ってきて。2年連続で田中れいなさんからのプレゼントだったんですよ。私、田中れいなさん大好きで嬉しかったです。」と、部屋着のプレゼントだったことを紹介する。
その瞬間、マイクに入らないくらいの声で、「いいな……。」と呟いた佐藤優樹だった。
text and photo by ytsuji a.k.a.編集部(つ)
◆BARKS アイドル
◆ハロー!プロジェクト オフィシャルサイト
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