Arturiaからコンパクトなアナログシンセ「MICROBRUTE」登場、ミニ鍵盤になった「MINIBTUTE」ファミリー
フックアップは、Arturia社のコンパクトなミニ鍵盤搭載アナログシンセサイザー「MICROBRUTE」を11月8日より発売する。
「MICROBRUTE」はコンパクトなアナログシンセサイザー。2012年夏に発売されアナログシンセブームの火付け役となった「MINIBRUTE」のファミリーとなるモデルだ。単に機能を削ったのではなく、新たな機能や拡張性を備えた「弟分」というよりは「従兄弟」のようなアナログシンセになっている。
100%アナログ(MIDI/シーケンサー部を除く)回路による「MICROBRUTE」は、「MINIBRUTE」の機能限定版ではない。ガジェット感溢れる外観を持ちながら「楽器」としての性能にこだわり、よりシンプルな構成ながら「MINIBRUTE」で好評を博した独自のパラメーター、“Ultrasaw”や“Brute Factor”も装備、さらには他に類のないSteiner-Parkerフィルターも装備。オクターブ下から5thをシームレスにミックスするOvertone Generatorも音づくりの幅を広げてくれる存在だ。
しかもアルペジエーターに代えて、ステップシーケンサーを搭載。新たにモジュレーション用のパッチパネルも搭載した。モジュレーションマトリックスを実現するパッチパネルにより、エンベロープやLFOをさまざまなパラメーターにパッチングして、よりダイナミックなアナログシンセサイザーならではのサウンドクリエイトを楽める。
初めてアナログシンセサイザーに触るビギナーもちろん、MIDIやCV/Gateによる拡張性を持っているので、既に「MINIBRUTE」やデジタルシンセを持っている人にもお勧めのモデルとなっている。
▲MINIBRUTEと比較するとかなりコンパクトだが、多数のフィーチャーがしっかりつめ込まれている(写真左)。背面にはMIDIやUSB端子も装備(写真右上)。
・アナログモノフォニックシンセサイザー
・25鍵ミニキーボード
・100%アナログの信号経路
・Steiner-Parkerマルチモードフィルター(LP/BP/HP)
・Brute Factor:サチュレーションとリッチな倍音
・ボルテージコントロールドオシレーター
・オシレーターミキサー(Overtone、ノコギリ波、三角波、矩形波)
・Ultrasaw:ノコギリ波に「揺れ」を付加
・Metalizer:三角波に強烈なハーモニクスを付加
・Overtone:1オクターブ下から5度上のトーンを連続可変でミックス
・LFO:3種類の波形(ノコギリ波、三角波、矩形波)
・ADSRエンベロープジェネレーター
・VCA(エンベロープとゲートの2つのモード)
・モジュレーションマトリックス
(OUT:エンベロープとLFO/IN:Ultrasaw、Metalizer、PWM、Overtone/Sub、Cutoff、Pitch)
・外部オーディオイン
・CV/Gateインターフェース
・MIDIイン
・USB 2.0端子
・ピッチベンド/モジュレーションホイール/オクターブ切り替え・Glideタイムコントロール
・4基のフェーダーと20個のノブ
・ステップシーケンサー(8パターン/外部MIDIと同期)
・ラインアウトとヘッドフォーンアウト
・外形寸法(W×D×H):325×221×60mm
・重量:2kg
◆MICROBRUTE(マイクロブルート)
価格:47,250円
発売日:2013年11月8日(金)
◆MICROBRUTE 製品詳細ページ
◆フックアップ
◆BARKS 楽器チャンネル
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