杉山清貴、デビュー30周年を記念して行われた野外ライブ2日間を放送

ポスト
杉山清貴がデビュー30周年を記念して行った2日間に渡る野外ライブ。全シングルを披露したスペシャルライブをWOWOWで放送する。

杉山清貴&オメガトライブのボーカリストとしてシングル「SUMMER SUSPICION」でデビューしたのが1983年4月。デビュー曲が大ヒットを記録したのに続いて多くのヒット曲を生み出したが1985年に解散。翌86年に「さよならのオーシャン」で、杉山清貴はソロアーティストとしてのキャリアをスタートさせ、現在まで独自のペースで活動を続けてきた。

そんな杉山が、デビュー30周年を記念して8月31日・9月1日の2日間に渡って「30th Anniversary SUGIYAMA KIYOTAKA The open air live 2013 “SUGI ROCK fes.”」を日比谷野外大音楽堂で開催した。

ライブに「SUGI ROCK fes.」というタイトルが付けられているが、これは昨年の夏、杉山が某夏フェスを観に行った時に、30周年の記念ライブはフェスみたいな内容にしたいと思い立ち、決定したという。そのタイトル通り、杉山清貴のライブではあるが、ソロのみならず、いろんなユニットやバンドとしてファンを楽しませる唯一無二の音楽フェスとなった。しかも、これまでにリリースしたシングルをすべて歌うということを事前に公言していたこともあって、ファンの期待値も高かった。

初日、トップバッターとして登場したのはKT Sunshine Band。今年3月に発売したアルバム『I AM ME』のレコーディングメンバーによるこのバンドで、「果てしない空の向こう」などを披露。続いて登場したのはAournd 40’s。辛島美登里、中西保志、沢田知可子ら親交の深いアーティストたちと「セカンド・ラブ」や「あの日にかえりたい」などをカバーした。そして、杉山の弾き語りコーナーをはさんで、オメガトライブのメンバーがステージに姿を現した。実に10年振りの共演が実現! 「SUMMER SUSPICION」「サイレンスがいっぱい」など、時代を超えても色あせない名曲たちをオーディエンスたちも一緒に口ずさみ、楽しんでいた。気温が少し下がった頃、杉山と増田俊郎によるDA BUD’Sが登場。ゆったりとした雰囲気の中、息の合った歌を演奏で聴かせた。ラストは再びKT Sunshine Bandが登場し、「最後のHoly Night」など、お馴染みの楽曲を演奏しSUGI ROCK fes.初日を締めくくった。

2日目も最初と最後はKT Sunshine Bandが演奏となったが、前日とは異なる内容。中島フミアキとの“京浜ボーイズ”では、地元に密接な内容の楽曲を歌い、アマチュア時代からの盟友・根本要(スターダスト☆レビュー)とのコラボではスタレビの「今夜だけきっと」などを熱唱。歌同様、トークでもお客さんを楽しませてくれたのも印象的だった。是方博邦らとのRock Unitではビートルズなどのカバーを披露。杉山の音楽性の幅広さも垣間見えた。

30年でリリースした名曲の数々を歌うだけでなく、さまざまなアーティストとのコラボでも楽しませてくれるなど、まさにフェスという名に相応しい2日間となった。このライブの模様を10月14日(月・祝)夜11時からWOWOWで放送することが決定。秋の夜、今年の夏を思い出しながら熱いライブを観てもらいたい。

<放送予定楽曲>
SUMMER SUSPICION
ガラスのPALM TREE
最後のHoly Night
青空が目にしみる
君のハートはマリンブルー
ふたりの夏物語
さよならのオーシャン 他
※予定は変更となる場合があります。

■番組タイトル:「杉山清貴 30th Anniversary The open air live 2013 "SUGI ROCK fes." 」
■放送日:10月14日(月・祝)夜 11:00[WOWOWライブ]

◆WOWOW特設サイト
◆杉山清貴 オフィシャルサイト
この記事をポスト

この記事の関連情報