エリック・クラプトン、ロック史に刻まれた輝かしい歴史の集大成となる20回目のジャパン・ツアーが決定

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エリック・クラプトンが初来日公演から40年、ロック史に刻まれた輝かしい歴史の集大成となる20回目のジャパン・ツアーを行うことが決定した。

エリック・クラプトンが初来日公演を行った1974年は、エリック・クラプトンと日本のファンにとって大きな意味を持つ年。クリームやデレク・アンド・ザ・ドミノスでの活躍で既に大スターとなっていたクラプトン。しかし、70年代初頭には薬物中毒で演奏もままならない状態に陥っていた。

それを心配したザ・フーのピート・タウンゼントがクラプトンの復活を祈り企画したのが'73年のレインボーコンサート。ピートを始めスティーヴ・ウィンウッド、ロン・ウッドなど錚々たるメンバーが集い行なわれたこの公演をきっかけに、クラプトンは創作意欲を取り戻す。そして'74年春。4年という長い沈黙を経てリリースされたオリジナル・アルバムが『461オーシャン・ブルーバード』だ。この作品に収録されたボブ・マーリーのカバー曲「アイ・ショット・ザ・シェリフ」は、同年9月14日付けの全米チャートでNo.1を獲得。完全復活を世界に印象づけた。

そんな中で行なわれた初来日公演はファンはもとよりクラプトンにとっても大いなる喜びだっただろう。

そして記念すべき初来日から40年となる来年2014年2月に待望のジャパン・ツアーが決定した。

おりしも今年3月、アルバム『オールド・ソック』リリース時に行なわれた雑誌インタビューで、70歳を期にツアーから引退することを表明したエリック・クラプトン。そのタイムリミットまでは僅か1年と5ヶ月しかない。

20回目の来日公演という節目にあたる今回のステージは、輝かしい歴史の集大成という意味合いを持つ見逃せない瞬間になりそうだ。

■来日予定メンバー:
 エリック・クラプトン(vo, g)
 ポール・キャラック(key, vo)
 スティーヴ・ガッド(ds)
 クリス・ステイントン(key)
 ネイザン・イースト(b)

<黒澤楽器店 MARTIN GUITAR Presents エリック・クラプトン Japan Tour 2014>
2/18(火) 【東京】日本武道館
2/20(木) 【東京】日本武道館
2/21(金) 【東京】日本武道館
2/28(金) 【東京】日本武道館
[問]ウドー音楽事務所 03-3402-5999 http://udo.jp/
2/23(日) 【横浜】横浜アリーナ
[問]ウドー音楽事務所 03-3402-5999 http://udo.jp/2/25(火) 【名古屋】愛知県体育館
[問]CBC事業部 052-241-8118
2/26(水) 【大阪】大阪城ホール
[問]大阪ウドー音楽事務所 06-6341-4506

発売:[東京・横浜]10/26(土) [大阪]11/2(土) [名古屋]未定

◆ウドー音楽事務所
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