キマグレン+吉川友のきっかレン。「兄弟みたいな感じです。弟(KUREI)、姉(きっか)、お兄ちゃん(ISEKI)、みたいな。」
■ 吉川友が語る、キマグレンの魅力
── じゃあ、吉川さんにお聞きしましょう。
吉川友:どうぞどうぞどうぞ。
(全員苦笑)
ISEKI:すごいよね。まだしゃべってないのに笑いを取ってる(笑)
── 吉川さんはですね。キマグレンさんの曲を好きで……
吉川友:「歩(あゆみ)」!
KUREI:クイズじゃないんだから(笑)
吉川友:はい。はい。わかる。
── (笑)。では、あらためて。キマグレンさんの曲を聴いていたそうですが、それはどの曲でしょうか?
吉川友:「歩」!
KUREI:だから早押しクイズじゃないんだから(笑)
吉川友:でもほんとに、昨日も流れてて。夕焼けの中での「歩」はヤバいですね。海、夕焼け、キマグレン、「歩」……。ね?
── ね? と言われても(笑)。では、吉川友から見て、キマグレンの魅力ってどういうところ?
吉川友:……海っぽい……個性……。
(全員失笑)
吉川友:なんか怒られてるみたい。
ISEKI:怒られてないよ。好きなようにしゃべってみて。
吉川友:……あ、ISEKIさんの「髭」。
ISEKI:ありがとうございます。
吉川友:クー……うーん。(といって、KUREIを上から下まで眺める)
KUREI:探すなよ(笑)
吉川友:KUREIさんの笑顔。
── が、吉川友さんの思う、キマグレンのおふたりの魅力。で、そんな魅力的なキマグレンさんとユニット組むって話を聞いて、どう思いました?
吉川友:すごい嬉しかったですよ、きっか。え、だって、曲聴いてたのもあるし、ご一緒させてもらえるっていうのが。
── 歌手として大先輩ですしね。
吉川友:そうですね。
ISEKI:え、でもそんなに先輩でもないでしょ。(きっかに)芸歴、長いよね?
吉川友:14歳から……。
KUREI:14歳、じゃあ7年。シンガーとしては?
吉川友:2年。(ハロプロ)エッグ長かった……。
ISEKI:だから、最初観た時に、すごい堂々としてんなぁ、って思ったんですよ。「あれ、この娘、本当にデビューしたてなの?」って。だから実際にこうやってお仕事してても、やりがいがあるっていうか。
KUREI:貫禄があるんですよ。
吉川友:……やだ、すごいなんか見られてる。
── (笑)
ISEKI:きっかレンでは、キマグレンは吉川友の引き立て役だから。そんな親代わりなつもりでやってます。
■ 「あいまいな関係」は、ほんとにギリギリ
── 「あいまいな関係」ってすごい好きなんですよ。とてもムードがあって、吉川友とキマグレンの声の重なりも心地よくて。でもこの曲、撮影の合間で作られたとか?
KUREI:ありがとうございます。というか、これ、順番が逆なんですよ。
── 順番?
ISEKI:そう。きっかレンをやることは最初から決まっていて。ただ曲ができてなくて。何パターンも作ってたんですけど、実はギリギリまでできなくて。で、CMやることになって、「カフェオーレのうた」の撮影とかしている最中にも、「こんな曲どう?」とか聴かせながら、できた曲なんですよ。
── じゃあ、KUREIさんはもちろんだと思いますが、きっかにも合間に聴かせたりして?
ISEKI:ええ。ただ最終的には聴かせたものとは違ったものになったんですけどね。ほんとにギリギリで「ふぃー、できてよかったー」って(笑)。
KUREI:僕も歌詞を書く時は、基本、ISEKIが歌うのを想像して、男性目線で書くんですけど。でも今回は女性と男性のキャッチボールがあるというのがひとつと、きっかの目線を想像して書くというのは新鮮でしたね。きっかと一緒にこのユニットをやらなければ、絶対できなかった曲ですよね。あと、“あいまいな関係”っていうもの自体、モチーフが女性と男性のデュエットなので。このユニットならでは、ですよね。
── きっかは、この曲をもらって、最初どう思いました。今までの吉川友の曲にはない感じの曲じゃないですか。
吉川友:ないですね。うん。聴いた時ですよね……。
── ……覚えて、ない?
吉川友:覚えてますよ!
── ……。
ISEKI:じっくり考えなー。これ、スケジュールとかすべてギリギリでしたからね。
吉川友:最初、ISEKIさんの仮歌を聴いたのかも。全部入ってるやつ。そのあと、女性の。
── ほう。……で?
吉川友:で、でも、すごい、なんか。今までにない曲だから…(笑)…だから、すごい新鮮でした。うん。
── アイドルの歌って考えると……いや、アイドルの歌ではないのですが、アイドルの方が歌う曲にしては、妖しいというか、刺激的なワードや情景がいっぱい入ってるじゃないですか。
KUREI:「吐息」とかね。
── そう。だから、歌いにくいとかあるのかなって思ったんですが。
吉川友:ううん、まったく。
── じゃあ、KUREIさんはこの曲、仮歌段階とか完成に近づくにつれてとか、どんなふうに感じてましたか?
KUREI:この曲、できあがっていくに連れて、僕は郷ひろみさんの「GOLDFINGER '99」の雰囲気に聴こえてくるなぁ、って。夏のめっちゃ暑い時期に聴きたい。
── あー、わかります。熱帯夜とか似合いますよね。絶対。
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