【ライブレポート】コブクロ、アリーナ&ドームツアー完遂「いつかあのドームでライブをやることを夢見ていた」
コブクロの活動再開後初にして、2年ぶりの全国ツアー<KOBUKURO LIVE TOUR 2013『One Song From Two Hearts』>が、7月20日および7月21日の京セラドーム大阪公演でファイナルを迎えた。意外にも初のドーム公演となったこの日、会場は超満員のファンで埋め尽くされた。
◆コブクロ 拡大画像
このライブ開催一週間前に小渕は、「大阪でストリートをやっていた時から、いつかあのドームでライブをやることを夢見ていた。興奮するよりも気持ちが穏やかになっている」と話していたという。
そしてライブは、ツアータイトルにもなった7月24日リリースの新曲「One Song From Two Hearts」で幕を開けた。アコースティックギターをかき鳴らしながら、バスドラを踏んでリズムを奏でる小渕。“2人の心から1つの曲”という意味を込めたこの楽曲は“コブクロの今”を象徴するものとなっている。アップテンポなナンバーを続けたあとのMCで2人はこう話した。
「ただいま! 帰ってきましたコブクロです! ファイナル京セラドームへようこそ! 3万7千人のお客さん、こんばんは!」
大阪に帰ってきたことへの喜びを爆発させたMCにファンからも熱い声援が飛ぶ。すると、黒田と小渕はいきなりアリーナ席に降りてドームを1周、ファンへ挨拶をして廻るという粋なサプライズを披露した。これには37,000人を収容したドームの熱気が一気に急上昇する。
この演出はファンを歓喜させるものとなったが、今回のツアーはまさに、コブクロからファンへの感謝の気持ちが溢れ出していたもの。セットリストには随所に新曲が盛り込まれ、演奏された全19曲中7曲が新曲だった。2012年末から18曲もの楽曲を生み出したというコブクロは、プリプロやレコーディングを経た楽曲たちがリリースされる前に、いち早くファンの前に紹介した。それも全国のライブ会場という生の場所で。これがコブクロ流なのである。
15年前の結成当時から、曲ができたらまずストリートで、目の前のファンに聴いてもらう。そのシンプルな表現方法は今もまったく同じ。目の前のファンに語りかけるようなMCもあの頃のまま。それは会場がストリートでもドームでも変わることがない。
ステージ中盤には、2012年にシングルリリースされた楽曲「紙飛行機」を披露。1万枚もの紙飛行機が天井から客席へ舞い降りるという演出に客席はみな笑顔であり、必至で飛行機を追いかける姿はドームを幸せな雰囲気にしていた。
また、小渕は積極的に新しい楽器へチャレンジしていたことも印象的だった。シェーカーやカホンなどのアコースティックなサウンドは、コブクロサウンド本来の持つ温かさを増幅させる。一方の黒田は、自身が手掛けた4年ぶりとなる新曲「LIFE GOES ON」を披露。その豊かな歌声に会場全体が息を飲むほどのエモーショナルなものだった。
もちろん2人のMCはいつもの通りの爆笑シーンの連発だ。ファイナルであり、初のドーム公演であり、そして大阪ということもあって、トークがいつも以上の大盛り上がりをみせていた。
本編ラストとなった「ダイヤモンド」は、夏を盛り上げる高校野球熱闘甲子園のテーマソングでもある。歌詞にはコブクロが初めて“がんばれ”というストレートな言葉を入れ込んだもの。ダイヤモンド”は野球場の4つのベースを結んだカタチであり、輝く汗や涙、そして心の輝きを描いたナンバーでもある。ステージ本編は、2人からの歌のメッセージを全身で受け止めた客席の大声援に包まれ、感動的に終了した。
鳴り止まぬアンコールに応えてステージに登場した2人は、新曲「モノクローム」を披露。このナンバーはコブクロ最強の恋愛ソングのひとつとして、今後ますます成長していくことは間違いない。そして、ストリングス80人を従えて披露した「桜」では、その後半で2人が生声で熱唱するという場面があった。マイクを通さずに届けられた彼らの歌声はストリートさながら。15年前から変わらぬ2人の姿が心に刻まれた瞬間だ。このパフォーマンスに応えるように、観客からは大きな拍手と歓声が沸き起こった。全19曲を全力で駆け抜けたツアーファイナルは、コブクロと37,000人のファンの心に残るものとなったに違いない。
今回のツアータイトルをはじめ、7月24日にリリースされるシングルにも「One Song From Two Hearts」というタイトルがつけられた。そして今冬には、同タイトルのアルバム『One Song From Two Hearts』をリリースすることもステージ上で発表されている。2013年のコブクロは“One Song From Two Hearts=2人の心から1つの曲”という言葉に想いを込めて走り続ける。
ダブルAサイド・シングル
「One Song From Two Hearts/ダイヤモンド」
7月24日(木)発売
WPCL-11531 1,200-(Tax. incl)
M1. One Song From Two Hearts
M2. ダイヤモンド
M3. ラブレター
M4. One Song From Two Hearts (Instrumental)
M5. ダイヤモンド(Instrumental)
M6. ラブレター(Instrumental)
<初回プレス特典>
・ジャケットデザインステッカー封入
・“One Song From Two Hearts"キャンペーン 連動応募施策シリアルコード封入
※初回プレス分は在庫が終了次第、通常仕様に切り替わります。
<KOBUKURO LIVE TOUR 2013 One Song From Two Hearts supported by glico>
2013/5/11(土)マリンメッセ福岡 16:30/17:30
2013/5/12(日)マリンメッセ福岡 15:00/16:00
2013/5/19(日)宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ 15:00/16:00
2013/6/01(土)真駒内セキスイハイムアイスアリーナ 16:30/17:30
2013/6/02(日)真駒内セキスイハイムアイスアリーナ 15:00/16:00
2013/6/15(土)さいたまスーパーアリーナ 16:00/17:30
2013/6/16(日)さいたまスーパーアリーナ 16:00/17:30
2013/7/20(土)京セラドーム大阪 15:00/17:00
2013/7/21(日)京セラドーム大阪 14:00/16:00
◆チケット詳細&購入ページ
◆コブクロ オフィシャルサイト
◆コブクロ 拡大画像
このライブ開催一週間前に小渕は、「大阪でストリートをやっていた時から、いつかあのドームでライブをやることを夢見ていた。興奮するよりも気持ちが穏やかになっている」と話していたという。
そしてライブは、ツアータイトルにもなった7月24日リリースの新曲「One Song From Two Hearts」で幕を開けた。アコースティックギターをかき鳴らしながら、バスドラを踏んでリズムを奏でる小渕。“2人の心から1つの曲”という意味を込めたこの楽曲は“コブクロの今”を象徴するものとなっている。アップテンポなナンバーを続けたあとのMCで2人はこう話した。
「ただいま! 帰ってきましたコブクロです! ファイナル京セラドームへようこそ! 3万7千人のお客さん、こんばんは!」
大阪に帰ってきたことへの喜びを爆発させたMCにファンからも熱い声援が飛ぶ。すると、黒田と小渕はいきなりアリーナ席に降りてドームを1周、ファンへ挨拶をして廻るという粋なサプライズを披露した。これには37,000人を収容したドームの熱気が一気に急上昇する。
この演出はファンを歓喜させるものとなったが、今回のツアーはまさに、コブクロからファンへの感謝の気持ちが溢れ出していたもの。セットリストには随所に新曲が盛り込まれ、演奏された全19曲中7曲が新曲だった。2012年末から18曲もの楽曲を生み出したというコブクロは、プリプロやレコーディングを経た楽曲たちがリリースされる前に、いち早くファンの前に紹介した。それも全国のライブ会場という生の場所で。これがコブクロ流なのである。
15年前の結成当時から、曲ができたらまずストリートで、目の前のファンに聴いてもらう。そのシンプルな表現方法は今もまったく同じ。目の前のファンに語りかけるようなMCもあの頃のまま。それは会場がストリートでもドームでも変わることがない。
ステージ中盤には、2012年にシングルリリースされた楽曲「紙飛行機」を披露。1万枚もの紙飛行機が天井から客席へ舞い降りるという演出に客席はみな笑顔であり、必至で飛行機を追いかける姿はドームを幸せな雰囲気にしていた。
また、小渕は積極的に新しい楽器へチャレンジしていたことも印象的だった。シェーカーやカホンなどのアコースティックなサウンドは、コブクロサウンド本来の持つ温かさを増幅させる。一方の黒田は、自身が手掛けた4年ぶりとなる新曲「LIFE GOES ON」を披露。その豊かな歌声に会場全体が息を飲むほどのエモーショナルなものだった。
もちろん2人のMCはいつもの通りの爆笑シーンの連発だ。ファイナルであり、初のドーム公演であり、そして大阪ということもあって、トークがいつも以上の大盛り上がりをみせていた。
本編ラストとなった「ダイヤモンド」は、夏を盛り上げる高校野球熱闘甲子園のテーマソングでもある。歌詞にはコブクロが初めて“がんばれ”というストレートな言葉を入れ込んだもの。ダイヤモンド”は野球場の4つのベースを結んだカタチであり、輝く汗や涙、そして心の輝きを描いたナンバーでもある。ステージ本編は、2人からの歌のメッセージを全身で受け止めた客席の大声援に包まれ、感動的に終了した。
鳴り止まぬアンコールに応えてステージに登場した2人は、新曲「モノクローム」を披露。このナンバーはコブクロ最強の恋愛ソングのひとつとして、今後ますます成長していくことは間違いない。そして、ストリングス80人を従えて披露した「桜」では、その後半で2人が生声で熱唱するという場面があった。マイクを通さずに届けられた彼らの歌声はストリートさながら。15年前から変わらぬ2人の姿が心に刻まれた瞬間だ。このパフォーマンスに応えるように、観客からは大きな拍手と歓声が沸き起こった。全19曲を全力で駆け抜けたツアーファイナルは、コブクロと37,000人のファンの心に残るものとなったに違いない。
今回のツアータイトルをはじめ、7月24日にリリースされるシングルにも「One Song From Two Hearts」というタイトルがつけられた。そして今冬には、同タイトルのアルバム『One Song From Two Hearts』をリリースすることもステージ上で発表されている。2013年のコブクロは“One Song From Two Hearts=2人の心から1つの曲”という言葉に想いを込めて走り続ける。
ダブルAサイド・シングル
「One Song From Two Hearts/ダイヤモンド」
7月24日(木)発売
WPCL-11531 1,200-(Tax. incl)
M1. One Song From Two Hearts
M2. ダイヤモンド
M3. ラブレター
M4. One Song From Two Hearts (Instrumental)
M5. ダイヤモンド(Instrumental)
M6. ラブレター(Instrumental)
<初回プレス特典>
・ジャケットデザインステッカー封入
・“One Song From Two Hearts"キャンペーン 連動応募施策シリアルコード封入
※初回プレス分は在庫が終了次第、通常仕様に切り替わります。
<KOBUKURO LIVE TOUR 2013 One Song From Two Hearts supported by glico>
2013/5/11(土)マリンメッセ福岡 16:30/17:30
2013/5/12(日)マリンメッセ福岡 15:00/16:00
2013/5/19(日)宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ 15:00/16:00
2013/6/01(土)真駒内セキスイハイムアイスアリーナ 16:30/17:30
2013/6/02(日)真駒内セキスイハイムアイスアリーナ 15:00/16:00
2013/6/15(土)さいたまスーパーアリーナ 16:00/17:30
2013/6/16(日)さいたまスーパーアリーナ 16:00/17:30
2013/7/20(土)京セラドーム大阪 15:00/17:00
2013/7/21(日)京セラドーム大阪 14:00/16:00
◆チケット詳細&購入ページ
◆コブクロ オフィシャルサイト
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