flumpool、Maydayとの初コラボ作品が、映画『おしん』主題歌に
2013年10月1日にデビュー5周年を迎えるflumpoolと、 中華圏を中心としたアジア全域で絶大な人気を誇るMaydayの初コラボレーション楽曲となる「Belief ~春を待つ君へ~」(発売日未定)が、映画『おしん』(10月12日全国ロードショー)主題歌に決定した。
◆flumpool×Mayday 画像
『おしん』はNHKテレビ放送開始30周年記念作品として、1983年4月4日から1984年3月31日まで放映されたNHK連続テレビ小説で、日本だけにとどまらず、中国、インドネシア、フィリピン、ベトナム、シンガポール、エジプト、イランなど世界68か国の国と地域で人々の共感を呼んだ作品である。
この作品は”生きる”という人間の根幹にある強いテーマを持っており、映画そして主題歌を通して、地域、国境、言語を越えて、そして更に若い世代へもこのテーマを伝え広げていくという強い気持ちから、日本を代表するバンドのflumpoolと、アジア圏で絶大な人気を誇るバンドMaydayとのコラボレーションというかたちに繋がった。
主題歌となる「Belief ~春を待つ君へ~」は、flumpoolとMaydayの両バンドが生み出すグルーヴィーなサウンドと共に、本楽曲が初の日本語歌唱となるMaydayの阿信(Vo)とflumpoolの山村隆太(Vo)との魅力溢れる歌声が広がる壮大なバラードに仕上がっている。
flumpoolとMaydayは、flumpoolが初の海外パフォーマンスとして2011年10月に台湾で開催された<SUPER SLIPPA PART2>に参加し、そこでMaydayと共演したことから親交が始まった。その後、flumpoolは2012年1月、台湾KKBOXデジタル音楽 年間表彰式に招待され、国際デジタルシングル新人賞を受賞し、さらに2013年3月1日、2日の2日間に渡り、台湾Legacyにて初の海外ワンマンライブを開催。全編中国語MCでライブを行い、多くの反響を得た。またこの訪台時にMaydayによりflumpoolの中国語名として“凡人譜”と名付けられた。これには“どこにでもいる普通の人の夢と生命を、音楽につづってほしい”という思いが込められているという。
さらに2012年12月12日にリリースされたアルバム『experience』を3月1日に台湾Legacyで行ったライブを皮切りに台湾、香港、シンガポールでも発売。収録内容はニューアルバム『experience』に加え、特別にMaydayの「OAOA」のカバーを収録、山村隆太が書いた日本語歌詞で違う「OAOA」を解釈した作品となっている。またflumpoolの「証」の中国語版「証明」も収録されており、これは阿信が中国語歌詞を書き下ろした作品となっているなど、ライブだけでなく楽曲でもタッグを組んできた。さらに2013年の4月にはMaydayが来日し、NHKホールでflumpoolとの日本でのライブ初共演を果たしている。
そして今回、映画『おしん』主題歌でflumpool×Maydayによる初コラボが実現。それぞれの母国である日本と台湾での同時期公開も決定したことで、まさにアジアの架け橋となる作品となるだろう。
また、この主題歌をきっかけにMaydayは日本で本格的にデビューが決定し、初の日本オリジナル版ベストアルバムを今秋にリリースする予定だ。
今回の映画『おしん』主題歌決定に際して、flumpoolから山村、Maydayから阿信、そして冨樫森監督と中沢敏明プロデューサーが以下のようにコメントを寄せている。
◆ ◆ ◆
映画「おしん」の主題歌を担当させて頂くことになり、大変光栄に感じています。
しかも僕達だけではなく、アジア圏で絶大な人気を誇る大先輩のMaydayと コラボレーションさせて頂けるということは、僕達にとって夢のような話でした。
このお話を頂き、楽曲を制作するにあたってまず台本を読ませてもらったのですが、家族を大切にすること、故郷 を大切にすること、そして自分自身の為に一生懸命生きていく精神に大きな感銘を受け、その全てがこの楽曲に繋がったと思っています。
ドラマ「おしん」もそうですが、もちろん映画「おしん」も、日本だけではなくアジア、そして世界中の方々に見 てもらえる作品だと思っています。そんな様々な国に住む人達が、自分の周りの人達に思いやりを持ち、自分が住む故郷や国を大切にし、さら には自分自身の為に一生懸命生きていこう!と思えるような力をこの映画は持っていると思いますので、僕らflumpoolとMaydayで 歌うこの主題歌を通して、その広がりをさらに大きくし、「映画」と「主題歌」の中に込めたメッセージが世界中の方々に深く届いていくこと を強く願っています。
flumpool 山村隆太(Vo)
私達の母国である台湾でも、「おしん」のドラマはとても有名ですが、そんな「おしん」の映画主題歌を担当させて頂けることになり、とても光栄です。しかも、flumpoolとコラボレーションで一緒に歌えるという事が、 本当に最高な事だと感じています。
実は、“おしん”は、中国語では“阿信”と表記されます。僕の名前も阿信。こんな共通点もとても嬉しいです。今回の楽曲で、初めて日本語での歌唱に挑戦しました。この曲は、歌詞がとても美しく、映画とも共通する、困難に遭遇した時に立ち向かっていく気持ちや姿勢などを教えてくれると思います。僕自身、楽曲の日本語を勉強して、意味を理解した時に心から感動しました。
皆さんもこの映画「おしん」を見て、「おしん」の信念が詰まったこの楽曲も好きになって欲しいと思います。
Mayday 阿信(Vo)
■冨樫森監督コメント
自分のことを本当に分かってくれる人が一人いる。それがどんなに大きな生きる支えであるか。それが伝わる歌です。劇中のおしんに聞かせてあげたい。
■映画『おしん』中沢敏明プロデューサー(株式会社セディックインターナショナル)コメント
『おしん』を映画化するにあたり、新たな一面を作り、様々な年代から支持される映画にしたいと思いました。
TVドラマの放映から30年の空白を埋め、若い年代から年配の方まで、日本人から海外の方まで、幅広く観て頂ける映画にするための入り口として、flumpool&Maydayの主題歌が必要でした。
◆flumpool オフィシャルサイト
◆Mayday 日本オフィシャルサイト
◆映画『おしん』公式サイト
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