井手綾香、小学2年から伸ばした髪をバッサリの新曲「235」ミュージックビデオ完成

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井手綾香が7月17日、約1年ぶりにリリースする両A面シングル「235/消えてなくなれ、夕暮れ」の2曲のミュージックビデオが完成した。

高校3年生の時にメジャーデビューした井手。めまぐるしくも充実した2年間を過ごし、2013年7月19日には、いよいよ20歳。20代の幕開けを目前に、今までの自分を振り返り、これからの自分へ“第二期・井手綾香”のスタートを宣言した。

今回、公開された「235」のミュージックビデオでは、その想いを胸に、小学2年生から続けていたという、トレードマークのロングヘアをばっさりとカット。軽やかに前に進む姿を、ドキュメンタリーとして描き出している。

また本作もうひとつのタイトル曲「消えてなくなれ、夕暮れ」では、ピアノだけでなく初めてのアコースティックギターでの作曲にも挑戦。自身初となる失恋ソングとなった同曲のミュージックビデオでは、赤裸々に描いた自身の失恋体験を、モノクロームの世界観で表現する。これまでピアノ弾き語りのスタイルが定着していた彼女がギターをかき鳴らす姿や、海辺でやりきれない想いを叫ぶかのように歌う表情はファン必見だ。

そして、シングル発売当日の7月17日には大阪・梅田AKASOにて10代最後となるワンマンライブを、そして誕生日の7月19日には東京・渋谷Pleasure Pleasureにてワンマンライブの開催も決定している。「ハタチになるっちゃけど!」というツアータイトルの通り、彼女の“20歳”への想いが凝縮された内容となりそうだ。

この2か所でのワンマンライブでは、シングル「235/消えてなくなれ、夕暮れ」のCDに封入されている引換券を持参することで、井手綾香デザインのスペシャルグッズをもれなくプレゼントする企画も決定。またオフィシャルFacebookページでは、20歳にちなみ、各会場5組10名、計10組20名を無料招待するプレゼントも実施する予定だ。

  ◆  ◆  ◆

私自身を奮い立たせるために、私自身の背中をおす楽曲をこれまで制作してきました。それが、たくさんの皆さんに届いて、『同じような気持ちを共感できたよ』ってお手紙をもらえることが嬉しくて。私は誰かのために想像して曲をつくることよりも、自分自身の経験を曲にする事が多いので、今までもこれからも、私のことを私の言葉で描いていけたらなって思っているんです。

もうすぐ20歳になりますが…もっともっと、私の心を私の言葉でリアルに描きたいなと思って、つくった曲が『235』と『消えてなくなれ、夕暮れ』なんです。

実は高校生のとき、いろんな不安や葛藤をかかえながらメジャーデビューして、そんな気持ちにフタをして無理やり前に進んできて、いつの間にか自分自身の心の中がみえなくなっちゃって、これじゃいかん!と思って。ちゃんと自分と自問自答して、ひとつひとつ自分を見失わないようにしていこう!って。自分自身に“ホントの心をみせて”ってちゃんと立ち止まって考えて、また新しい一歩を軽やかに踏み出そう!って。そんな気持ちをぎゅっと『235』に込めました。

タイトルの“235”は、私が生まれてから235か月目にこの曲をつくって……235か月目にようやく素直に自分の心を覗くことができたような気がしたんです! そんな自問自答をしたら、心が軽やかになって……20歳にもなるし、ここらでもっと軽やかに! そんな新しい一歩から、小学2年生から続けてきた長髪をばっさり切りたくなったんです。そして、そのままミュージックビデオにしちゃいました(笑)本当に“素”の私がそこにはいて、いつ見てもクスッとしてしまうミュージックビデオです。

『消えてなくなれ、夕暮れ』は、ひとつ自分の殻を破りたい、もっと素直になりたい!と思っていて、それで浮かんできたのが私自身の失恋のことでした。これまでピアノで作曲してきたんですが、ちょうどその頃アコースティックギターを手にしたところで、私の失恋した時の思い出とその時に弾いていたギターの音が、すっと違和感なく絡んだんです。ギターをちゃんと弾いたことがこれまでなかったんだけど、ちょっとずつちょっとずつ私が失恋したときの光景を思い出しながらギターを弾いて、出来上がった曲です。結果、井手綾香初のギター作曲楽曲で、ちょっと強めの失恋ソングになりました。たぶん、自分の言葉をもっと赤裸々に、って思ったら、あふれてきたのが失恋の思い出だったんですね……。

井手綾香


◆井手綾香 オフィシャルサイト
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