井手綾香、地元・宮崎ライブでドラマ主題歌抜擢の新曲「飾らない愛」初披露
井手綾香が、2月11日に地元・宮崎で自身初となる1000人を超えるキャパシティでのホールワンマンライブを開催した。
◆井手綾香 宮崎でのライブ 画像
会場は、宮崎メディキット県民文化センター演劇ホール。入り口では今回、すべてのファンに井手からの手紙と小さなタンバリンが配られる。入場してきたファンは「かわいい!」「楽しい!」とその小さなサプライズに盛り上がり、開演前から早速タンバリンを鳴らして井手の登場を待ちわびていた。
そしていよいよライブがスタート。井手がステージに登場すると、会場いっぱいに拍手が広がる。すっと呼吸を整えてピアノに向かった1曲目は、パンテーンCMソングとして話題となった「ヒカリ」。彼女が、自分の殻を破って新鮮な一歩を踏み出した気持ちを歌ったこの曲。口ずさむファン、手拍子をするファンによって会場は早くも一体感に包まれた。2曲目には彼女が高校生のときに作った「愛をつなごう」。歌い終わると、「井手綾香です! 地元・宮崎のみんなに支えられて、今日こうしてこんなにたくさんの方と同じ時間を共有できることが本当に嬉しいです! 今日は楽しんでいってください!」と満面の笑顔をファンに向けた。
続けて、まだリリースされていないENEOS CMソング「弱虫トラベラー」など6曲を演奏。宮崎のことを想った「輝く海」「Home」を優しくも力強い声で紡ぐ。スクリーンには、自身が撮影した宮崎の風景写真、そして2013年の8月に行なったストリートライブの記録写真が映し出された。
アコースティックギターを片手にステージのヘリに足を出し腰かけた彼女は、「後ろのみなさんまで聞こえますかー? 大丈夫だよね!?」と、マイクを使わずに地声で新曲「ただいま」を弾き語り。この曲はストリートライブのテーマソングともいえる曲で、ステージ上の彼女はまさにストリートライブさながら、ファンと同じ目線でマイクを使わずに、会場の一番後ろまで響き渡る歌声を届けた。
再びピアノへ向かうとステージはほとんど灯りのない真っ暗な空間に。彼女の類まれなる歌声が、暗闇だからこそよりいっそう聴覚に訴える、「ひだり手」を弾き語り。そしてバンドメンバーを呼込むと新曲「らしくないし、」を初めてバンドでライブ披露。7月にリリースしたシングル「消えてなくなれ、夕暮れ」、そしてまたも新曲「歩いてゆくよ」を立て続けにファンへ届けた。ロングヒットを記録した「雲の向こう」(ハイチオールCプラス CMソング)では、ファンとの合唱でまたも会場に大きな一体感が生まれ、「Growin'Up」ではファン全員がタンバリンで参加、笑顔であふれる空間となった。
そして、「実は、今日はいろんな発表があります! 4月16日に私の2ndアルバム『ワタシプラス』のリリースが決定しました! そして東京と大阪で、ワンマンライブも6月におこないます!」と、井手本人の口から約2年ぶりとなるアルバムのリリース、そしてワンマンライブの発表が告げられると、会場いっぱいが拍手に包まれる。さらに、「その2ndアルバム『ワタシプラス』に収録される新曲『飾らない愛』は、『NHK BSプレミアムよるドラマ~今夜は心だけ抱いて~』の主題歌になっています!」との発表とともに、その「飾らない愛」をラストに披露。
アンコールでは、カーペンターズのカバー曲で「I WON'T LAST A DAY WITHOUT YOU」、20歳を迎えた彼女自身の決意を歌った「235」を披露。全18曲、約2時間にわたる宮崎初のホールワンマンライブが幕を閉じた。
なお、井手綾香オフィシャルYouTubeでは、2ndアルバム『ワタシプラス』のリリース発表を記念して、アルバム全15曲をアカペラで歌う井手の姿を収めた、毎週更新スペシャルムービーの第一弾「飾らない愛」が公開されている。
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