【インタビュー】GENERATIONS from EXILE TRIBE、新たなる可能性への道
5月15日にGENERATIONSの新曲「Love You More」がリリースされる。これまでリリースした2作とは打って変わった、春らしいバラードソング。そして、今までに見たことのないメンバーそれぞれの個性的な表情がMVで観ることができる。今回の楽曲を制作するにあたって彼らは、新たなGENERATIONSの可能性への道を発見できたと話す。可能性への道とはどのようなものなのだろうか?ヴォーカルの数原龍友と片寄涼太が語ってくれた。
◆GENERATIONS from EXILE TRIBE 「Love You More」画像、ミュージックビデオ
■ GENERATIONSが秘めている可能性を感じ取っていただけるような気がする── 数原龍友
■ さまざまな楽曲に挑戦していきたいなという気持ちが生まれました── 片寄涼太
── シングル「Love You More」は、爽やかで春らしい楽曲ですが、初めて今回の楽曲を聴かれたときの印象はいかがでしたか?
数原龍友(以下数原):とても明るく、ハッピーな歌詞だなという印象を受けました。
片寄涼太(以下片寄):デビューシングルも2thシングルも、男らしくかっこいい楽曲だったので、今までにないGENERATIONSを表現できる楽曲だと感じました。さらに、女性の方によろこんでいただけるような歌詞になっているのではないかなというのが第一印象です。
── レコーディングで苦戦した部分はありますか?
数原:バラード楽曲としては、『片想い』を大切に歌ってきたんですけど、今回の楽曲はまた違ったテイストのバラードだったので、どういうふうに歌いあげようかと悩みました。
── 心掛けた部分はありますか?
数原:レコーディングしていて照れくさくなるような歌詞がたくさん盛り込まれているんですけど、大切な人に対して “愛おしくて仕方がない!”という想いや切ない想いであったり、男性の弱い部分だったりと、恋愛ならではの感情を歌と表情で表現できるよう心掛けました。
片寄:Aメロの歌い出しの“おやすみ”というフレーズと、サビの“そばにいて”というフレーズは、聴いていただいている方の心をつかめるように意識し、耳元でささやいているようなイメージで歌いました。
── 今作の振り付けは、どのようなものになっているのですか?
数原:バラード楽曲ではあるのですが、今回もキャッチーで華やか、そして繊細な振り付けに仕上がりました。
── 振り付けは、パフォーマーチームと話し合いながら決められたのですか?
片寄:これまでの楽曲は、メンバーひとりひとりが思うことを話し合って決めていたのですが、楽曲自体いつものテイストと違っているということもあったので、パフォーマーはパフォーマーチーム、ヴォーカルはヴォーカルチームでアイデアを固めました。だからこそ、パフォーマーらしいアイデアが落としこまれた振り付けになったのではないかなと思います。今回のやり方で、よりGENERATIONSの幅が広がったと実感しています。そんなパフォーマーチームの魂が感じられるパフォーマンスにも、注目していただければうれしいです。
── その振り付けの中でも、ポイントとなるしぐさなどはありますか?
数原:あります。振り付けは、裕太くん(中務裕太)が軸になって担当してくれたんですけど、「Love You More」がもつ世界観を表現するために、抱き寄せるしぐさを取り入れてくれました。
片寄:ストーリー性のある振り付けは、楽曲と合わせて注目していただきたいポイントです。
── 「Love You More」は、サマンサタバサ「Samantha×カワイイ×Art」のTVCMソングとなっていますが、決定したときのお気持ちはいかがでしたか?
数原:実は、レコーディング前にTVCMソングに決定するかもしれないというお話をいただいていたんです。本当に信じられなかったですし、うれしい気持ちでいっぱいでした。
片寄:今までサマンサタバサさんのCMソングは、女性の楽曲を起用されていたので、僕たちの曲でどんなCMになるのか。サマンサタバサさんのバッグや出演されている女性の皆さんが僕たちの曲で、より美しく引きたつのかなといった不安な気持ちはありました。
── TVCMソング起用決定のご報告をうけたとき、何か今回の楽曲に対する心境の変化はありましたか?
数原:サマンサタバサさんのCMといえば、華やかなイメージが自分の中にあったので、女性がより際立つような楽曲になればいいなと思いました。その想い自体は、今回のお話をいただいてから感じていたことだったので、もしかすると話を知らされていなかったら違う考え方で歌っていたかもしれないです。
片寄:そもそも、今回の楽曲をどのように歌いあげたらよいのか悩んでいたのですが、お話をいただいてから、女性ならではの華やかさを楽曲に落としこんだほうがいいのかなという考えにたどりつきました。
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