フランク・ターナー、ノー・ユース・フォー・ア・ネイムの故トニー・スライの追悼アルバムに参加

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フランク・ターナーとザ・ガスライト・アンセムが、2012年7月に他界したノー・ユース・フォー・ア・ネイムのフロントマン、トニー・スライの追悼アルバムに参加することになった。パンクバンド NOFXのメンバーで、自身のレコード・レーベル、ファット・レック・コーズも経営するファット・マイクが同追悼アルバムのプロデュースを務めることになっており、ファット率いるNOFXを筆頭に、他にもバッド・レリジョン、ラグワゴン、ドロップキック・マーフィーズ、ライズ・アゲンスト、ペニーワイズ、バウンシング・ソウルズなど多くのパンクバンドが参加予定で、数ヶ月以内にもリリースされる見込みだという。

◆フランク・ターナー画像

ファットは声明で「トニーはホントに凄いソングライターで、俺の大事な親友のひとりだったんだ。俺にとってあいつの死はトラウマだよ。酷いことさ。これまでにも友人を亡くしたことはあるけど、今回ばかりは違うんだ。トニーはまだ終えてなかったんだよ。時間をかけて俺はこの追悼アルバムを作ってきたんだ。たくさんのバンドが俺に連絡してきてくれて、このアルバムに参加したいって申し出てくれたのはすごいことだよ。この作品を作れて本当に光栄さ」とコメントを残している。

トニーは2012年7月31日に41歳の若さでこの世を去っており、ノー・ユース・フォー・ア・ネイムはその後9月にトニーへの追悼の意味を込めた最後のショーを行っていた。トニーは1989年に18歳でノー・ユース・フォー・ア・ネイムに参加し、これまで9枚のスタジオ・アルバムをリリースしている。ノー・ユース・フォー・ア・ネイムはこれまでも多くのシングルやEPを発表してきたが、2008年に最後のアルバムとなる『フィール・グッド・レコーズ・オブ・ザ・イヤー』を発表している。その後トニーは、ラグワゴンのフロントマン、ジョーイ・ケープと共に2枚のアコースティック・アルバムをリリースした他、2010年に『12ソング・プログラム』、2011年に『サッド・ベアー』と立て続けにソロ・アルバムを発表して活躍していた。
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