【インタビュー】ジョセフ・ウィリアムス来日公演、間もなく開催
4月5日から、スウェーデンの実力派ギタリスト:ピーター・フリーステットとのプロジェクトで日本公演をスタートさせるジョセフ・ウィリアムス。TOTOの3代目シンガーとしてお馴染みの彼だが、ソロ活動やこうしたプロジェクトにも積極的に取り組み、多くの実績をあげてきた。
◆ジョセフ・ウィリアムス画像
このコラボレーションは、ピーターのソロ作『L.A.プロジェクト』(2002年)にジョセフがゲスト参加したのが発端。その後も断続的に交流が続き、遂に“ウィリアムス/フリーステット”名義の共演アルバム(2011年)を作るに至った。その作品を引っ提げての、今回のジャパン・ツアーである。ツアーに向けて英気を養うジョセフに、メールで直前インタビューを試みた。
──日本へ来て、TOTO以外で本格的なライヴ・ショウを行なうのは、今回が初めてではないですか? ウエストコースト・オールスターズのインストア・ライヴなどはありましたが。その意気込みを聞かせて下さい。
ジョセフ:とてもエキサイトしているよ。今度の東京は、気の合う仲間のピーター・フリーステットと一緒だしね。僕たち2人のプロジェクト・アルバム、僕のソロ・アルバム、それにもちろんTOTOの曲から、いくつか選んでプレイするよ。インクレディブルなショウになるはずだ。嬉しいことに、今回は僕の長年のプロデューサーで、普段から親しくしているジョーイ・カルボーンもキーボードを弾いてくれるんだ。僕のソロでは、<Desparado>という小さなクラブで歌ったことがあるけど、今度のツアーは全然規模が違うから、自分でもすごく興奮しているんだ。ファンのみんなも同じ気持ちだと思うな。もう待ち切れないくらいだよ。
──ピーター・フリーステットとは、既にヨーロッパで何度か共演していますね?
ジョセフ:そうなんだ。ピーターと、もう一人のキーボード奏者であるステファン・ガナーソンとは、かれこれ5年くらい一緒にライヴをやっている。機会があるたび、スカンジナビア各国をツアーしているよ。
──どんなショウなんですか?日本公演も同じ内容になるのでしょうか?
ジョセフ:スウェーデンやノルウェーでは、いつもファンタスティックなショウになる。たくさんの人たちが興奮して雄叫びを上げるんだ。かなりスゴイことになっているよ。ジャパン・ツアーは基本的にそれと同じに構成になるけど、サプライズもいくつか用意するよ!
──あなたのソロ・アルバムでは、どのあたりを歌ってくれますか?
ジョセフ:みんなが「I Am Alive」が最高だと言ってくれるんだ。もちろん日本でも歌うつもりだ。日本のファンは素晴らしいよ。彼らが好きな曲は、すべて披露したいね。
──あなたのキャリアも長くなりましたが、シンガーとして気をつけていることはありますか?
ジョセフ:健康管理にはとても気を遣っているよ。
──では最後に、ライヴを楽しみにしているファンにメッセージを。
ジョセフ:ハロー、日本の素晴らしいファンの皆さん!もうすぐ貴方たちのところへ行って、心から歌い、大いに楽しむつもりです。僕の準備は万端だよ。
インタビュー/構成:金澤寿和(www.lightmellow.com)
<ジョセフ・ウィリアムス(TOTO)フィーチャリング・ピーター・フリーステット>
@東京コットンクラブ
メンバー
Joseph Williams (Vo)
Peter Friestedt (G)
Joey Carbone (Key)
Stefan Gunnarsson (Key)
Lars-Erik Dahle (B)
Espen Mangen (Dr)
4月5日(金)
[1st.show] open 5:00pm / start 6:30pm
[2nd.show] open 8:00pm / start 9:00pm
4月6日(土)&4月7日(日)
[1st.show] open 4:00pm / start 5:00pm
[2nd.show] open 6:30pm / start 8:00pm
◆コットンクラブ・サイト