山中さわお「俺が言いたい事はシュリスペイロフをよろしくねっていう事だよ」

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山中さわおが、3月15日(金)渋谷チェルシーホテルにて<シュリスペイロフ ようこそデリシャスレーベルへバンプショウ!!>と題した自主イベントを行った。

タイトルの通り、札幌在住のロックバンド、シュリスペイロフが、山中さわお主宰の「デリシャスレーベル」への移籍発表後、初となるイベントで、シュリスペイロフは山中が後輩バンドに対して照れる事なく「大好き」と語るバンドの一つだ。

ライヴ前、5月以降、活動の場を札幌から東京に移す話をしていたメンバーに、山中から「今日のライヴが良くなかったら、デリシャスレーベルへの移籍の話は無し!ただ単純に東京に引っ越すだけになるよ(笑)」と言われていたが、終始フロアでライヴを観ていた山中は、シュリスペイロフの演奏と楽曲のクオリティの高さに、とても嬉しそうな顔をしていたという。

既存楽曲の他に、リリース前の新曲も披露したシュリスペイロフは、エッジの効いた演奏と独特なテンポ感のMCが絶妙で、the pillowsや山中さわお、デリシャスレーベル好きの来場者にも好評で、終演後はCDが飛ぶように売れていた。

続いて登場した山中さわお。間もなくツアーが始まる事もあり、この日のライヴはバンドとしてもかなり息の合った演奏を見せた。

「破壊的イノベーション」の1曲目「RED BAT」からスタート。序盤からアップテンポなナンバーで会場を沸かす。そしてライヴ中盤には森田童子のカバー曲「たとえばぼくが死んだら」を演奏。これはライブ会場・通販限定のシングルとして発売される事も発表された。

ダブルアンコールを受けてシングル曲「Answer」演奏してこの日のライブは終了。最後に山中がステージで語った「今日、俺が言いたい事はシュリスペイロフをよろしくね。っていうことだよ」という言葉通り、レーベルオーガナイザーとして、そして同じミュージシャンとしての山中さわおの愛情に溢れたイベントだった。

◆山中さわお オフィシャルサイト
◆シュリスペイロフ オフィシャルサイト
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