EXILE ATSUSHIとピアニストの辻井伸行の共演作品「それでも、生きてゆく」発表
EXILEのヴォーカリスト・ATSUSHIと、日本を代表するピアニスト・辻井伸行が共演した作品「それでも、生きてゆく」を5月1日にリリースする。
きっかけは、2012年秋にEXILE ATSUSHIが被災地への想いをこめて歌う「ふるさと」。これを辻井は耳にして、ATSUSHIが自分と同じ想いを持って活動している事、そしてその優しい歌声に“想い”が溢れている事に感動を覚え、自身の楽曲に是非歌詞を書いてもらいたいとATSUSHIへオファーしたのだ。
ふたりの共作楽曲は、2011年3月の震災直後に、被災されて大変な思いをされている方々に、諦めないでいただきたいとの想いを込めて、辻井が自身のアメリカツアーのアンコールにて即興的に演奏した「それでも、生きてゆく」の楽曲に、新たにATSUSHIが歌詞を書き下ろす形で制作。「苦しさの中でも、いつか希望の光が灯る」というメッセージが込められた歌詞を、万感の想いを込めて歌い上げる。
「辻井くんが、東日本大震災の被災された方々の気持ちを想い作られた曲なので、その想いを代弁させて頂けたらというような思いで歌詞を書き、歌わせていただきました。悲しいメロディから始まりますが、気付くと前向きなイメージに変わっている様な、そんな曲です。少しでも心を痛めている方々の癒しになればと思い、歌わせていただきました。まだまだ大変な現実もあると思いますが、引き続き応援する気持ちを忘れずに活動していきたいと想います。僕たちミュージシャンには、音楽を届ける事しか出来ませんが、一生懸命、心の癒しになる様に歌っていきたいと思っています。」── EXILE ATSUSHI
「素晴らしい詩を作ってくれたATSUSHIさんに心から感謝しています。大変な思いをされている方々に、優しく寄り添い励ます力をもった素晴らしい詩だと思います。僕は、ATSUSHIさんの詩と歌に優しく寄り添えるように演奏しました。彼の想いが、歌からダイレクトに伝わってきて、これ以上ないというくらい集中して演奏しました。抑えた表現ながらも、刻刻と変化する二人の心の動きを演奏から感じ取っていただけると幸いです。震災の日から丸2年が経過しようとしていますが、残念ながら、まだ大変な思いをされている方がたくさんいらっしゃいます。これからも僕はひとりの音楽家として音楽の力を信じ、諦めないで、少しでも元気になってもらいたいとの気持ちを込めて演奏を続けていきます。」── 辻井伸行
この共演作品は、楽曲の完成も間近に迫っており、さらにはミュージックビデオも制作予定とのこと。なお、3月9日にはNHK『SONGS』(辻井伸行特集)でふたりの共演ライブを特集予定だ。
◆EXILE オフィシャルサイト
◆辻井伸行 オフィシャルサイト
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