山中さわお、主催イベント<CHEMICAL BUMP SHOW>でボヘミアンズと対決。「あいつら飲んだ時は大人しいのによー」

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the pillows・山中さわお主催イベント<CHEMICAL BUMP SHOW>。今回は“新ロックアイドル”ボヘミアンズとの新旧(?)対決となった。

◆山中さわお <CHEMICAL BUMP SHOW> 画像

高円寺HIGHでのライブはもちろん即完。開演前から期待感に溢れた会場。

そしてボヘミアンズが登場する。もちろん1曲目から全開、容赦無しのステージでいきなり会場のテンションもMAX。“山中さわお、山中さわお”のコール&レスポンスでさらに会場を鷲掴み、ピロウズのカバー「ONE LIFE」も披露。ただの勢いだけではなく曲もパフォーマンスも最高。嵐のようにステージを去った後の興奮の余韻が覚めやらぬとはこのこと。

そして山中さわおソロバンドの登場。リリース間もないシングル「Answer」で始まったステージ。力強いメッセージでグッと会場の雰囲気を呼び寄せる。その後今日のイベントの雰囲気にピッタリのアップなロックンロールナンバーを連発。MCでは「むかつくなーボヘミアンズ、飛ばすなって釘さしたのに」と冗談も。さらにロックンロールを加速した次のMCでは「少し休ませてくれ」と汗だくで飛ばしすぎたことを反省。「あいつら飲んだ時は大人しいのによー」と、愚痴りながらも負ける気は毛頭ない様子。ポップなロックナンバーからアルバムのリード曲となる「HEAVEN'S PINHOLE」では悲しくも力強い、積み重ねた者だけが表現できるロックで会場を熱くさせる。

アンコールでは即興の弾き語りでボヘミアンズとの出会いを歌う山中。その流れから「FUNNY BUNNY」で、会場は暖かい雰囲気に包まれる。最後の「DAWN SPEECH」で完全に会場は一体に。

ロックの醍醐味、愛に溢れたライブ。ピロウズ結成から24年、いまだに新たなバンド達にリスペクトされ続ける山中の魅力が垣間見れたライブだった。

◆BARKSライブレポチャンネル
◆山中さわお オフィシャルサイト
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