【インタビュー】三浦大知と雑談をしよう。前編 「(ファンのこと)ほんと誇りに思います。」
■ ライブでは「泣きたくない」
── これまた全然別の質問なんですが、大知くんって涙もろいほうですか? 感受性が強いほう?
大知:(声に息を多めに混ぜながら)えっとねー……んー。なかなか泣かないかなぁ、とは思います。
── そう。ライブとかで感極まって……ってないですよね。
大知:ライブは泣きたくないんです(笑)。もちろんグッときたりもするし、(2012年5月3日の)武道館公演で最後にデビュー曲歌った時とか「幸せだなぁ」って思ってグッときたんですけど。……そうですね。ステージ上で泣きたくないってのが昔からあって。歌えなくなるのがやだっていうのが。そうなんですよね。だから我慢している時もありますね。
── 強がり?
大知:強がりだとは思います。負けず嫌い。
── これ、何が訊きたかったかというと、歌詞や曲、書かれてるじゃないですか。そういう人って感受性が強くないと書けないんじゃないかなって思って。加えて大知くんは目元にホクロもあることですし(笑)。でもステージで涙しているところ観たことないなぁ、と。
大知:泣きぼくろ(笑)。もちろん映画とか観てグッときたり泣くことはありますね。でも、表向きというか、ステージとかそういう時は泣かないですね。泣きたくない(笑)。
■ 「武道館を演ったあとが大事」ってすごく思ってた
── 三浦大知の2012年は、どんな年でした?
大知:まぁでも、とにかくライブした1年ですね。とにかくライブでした。
── その中でも一番印象深いのは?
大知:やっぱり武道館公演は、あの、できてよかったなぁ、とすごく思うし、これだけの人に支えてもらいながら音楽やってるんだなってことが知れて、そこから新しいスタートが切れた気がして、よかったですね。
── 武道館のステージに立ってみて、どう思いました?
大知:綺麗だなって思いましたね。形とか。お客さんも近いんですよ。あの規模で、あの距離感で感じられる会場はなかなかないし、ひとりひとりの顔が見える会場だなって。すごい綺麗な会場だなって。
── みんな笑顔だった?
大知:そうですね。みんな待っててくれた感じがすごい伝わってきたんで、嬉しかったですね。
── 私も大知くんのド正面、アリーナのPA卓の後ろで壁にもたれながら観てたんですけど、終わって事務所の方に言った言葉。忘れもしないです。「ステージ、狭いですよね。三浦大知、武道館狭くない?」って。
大知:(笑)ありがとうございます。
── 「じゃあどこでやればいいんですか?」って話になって、言いましたよ。「さいたまスーパーアリーナじゃないですか?」って。
大知:あっはっはっは(笑)。嬉しいです。でも、武道館のあの形は、あそこにしかないものなので、なんかこう、楽勝でできるくらいになりたいですね。
── できるでしょ!
大知:いやー、頑張ります。
── で、ホールツアーがありました。ツアーはどうでした?
大知:なんか今までのライブより……ライブももちろんそうだったんですけど、一段ハードルが高くなってるんだろうなって感じてて。元々、武道館を演る前から、「武道館を演ったあとが大事」ってすごく思ってたんで、その後にツアーが決まってというのがあったので。ここで、しっかり観せないと武道館が嘘になりそうって思ったので、武道館公演を完結させるためにも、ここで違うもの、レベルアップ、進化したものをしっかり観せなきゃなって想いはありました。
── ではそんな想いを胸にツアーをやって、各会場でファンの人たちの反応などを見て、今、手応えは?
大知:そうですね。でもほんとにあそこでしかできないことができたんじゃないかなとは思ってます。
── 武道館、ホールツアーときて、会場的な意味で、次はここでしたいっていう目標はどこですか?
大知:あのー……でも、横浜アリーナはやってみたいなって思いますね。KREVAさんに連れて行ってもらったのもありますし、武道館もそうだったんですけど、そこも自分で、自分の力で、もちろん支えてもらいながらですけど、三浦大知という看板でできたらいいなって思いますね。あとは、年末に<COUNTDOWN JAPAN>に出させてもらえたんですけど、ああいう今まで出たことない大きなステージには出たいなって思いますね。
── 個人的になんですけど、今度は逆に、すごく小さいジャズバーみたいなところで、三浦大知だと知られないよう顔を隠して、ピアノの弾き語りでのライブしているのとか観たいなーって。何よりそこに居合わせたお客さんの反応が見たい。
大知:まだまだいろんなところでやりたいですね。三浦大知の音楽を聴いたことない人たちの前で、いろいろやってみたいなって思います。
── 聴いたことない人といえば、YouTubeにアップされた「Right Now」のダンスリハの映像、すごい話題になってますね。
大知:そうらしいですね。みなさん、いろんなところで話に出していただいて。嬉しいですね。
── 私もあの映像、話題になる前に拝見してたんですけど、その時は、「あー、大知くんの新しいダンスリハの映像かー。いつもどおりすごいなぁ。」とは思ったんですよ。ただ、正直な話、(三浦大知をずっと観てきた)こちらの感覚として、三浦大知がこのくらい踊れるのは、ある意味“当たり前”だから……。
大知:あははは(笑)
── でもそれがあれだけの驚きを持って話題になるっていうのは、世間には、まだまだ三浦大知の凄さを知らない人がいるんだなぁ、と。
大知:いやいや、まだまだですよ。もっと届けたいです。
── これまた全然別の質問なんですが、大知くんって涙もろいほうですか? 感受性が強いほう?
大知:(声に息を多めに混ぜながら)えっとねー……んー。なかなか泣かないかなぁ、とは思います。
── そう。ライブとかで感極まって……ってないですよね。
大知:ライブは泣きたくないんです(笑)。もちろんグッときたりもするし、(2012年5月3日の)武道館公演で最後にデビュー曲歌った時とか「幸せだなぁ」って思ってグッときたんですけど。……そうですね。ステージ上で泣きたくないってのが昔からあって。歌えなくなるのがやだっていうのが。そうなんですよね。だから我慢している時もありますね。
── 強がり?
大知:強がりだとは思います。負けず嫌い。
── これ、何が訊きたかったかというと、歌詞や曲、書かれてるじゃないですか。そういう人って感受性が強くないと書けないんじゃないかなって思って。加えて大知くんは目元にホクロもあることですし(笑)。でもステージで涙しているところ観たことないなぁ、と。
大知:泣きぼくろ(笑)。もちろん映画とか観てグッときたり泣くことはありますね。でも、表向きというか、ステージとかそういう時は泣かないですね。泣きたくない(笑)。
■ 「武道館を演ったあとが大事」ってすごく思ってた
── 三浦大知の2012年は、どんな年でした?
大知:まぁでも、とにかくライブした1年ですね。とにかくライブでした。
── その中でも一番印象深いのは?
大知:やっぱり武道館公演は、あの、できてよかったなぁ、とすごく思うし、これだけの人に支えてもらいながら音楽やってるんだなってことが知れて、そこから新しいスタートが切れた気がして、よかったですね。
── 武道館のステージに立ってみて、どう思いました?
大知:綺麗だなって思いましたね。形とか。お客さんも近いんですよ。あの規模で、あの距離感で感じられる会場はなかなかないし、ひとりひとりの顔が見える会場だなって。すごい綺麗な会場だなって。
── みんな笑顔だった?
大知:そうですね。みんな待っててくれた感じがすごい伝わってきたんで、嬉しかったですね。
── 私も大知くんのド正面、アリーナのPA卓の後ろで壁にもたれながら観てたんですけど、終わって事務所の方に言った言葉。忘れもしないです。「ステージ、狭いですよね。三浦大知、武道館狭くない?」って。
大知:(笑)ありがとうございます。
── 「じゃあどこでやればいいんですか?」って話になって、言いましたよ。「さいたまスーパーアリーナじゃないですか?」って。
大知:あっはっはっは(笑)。嬉しいです。でも、武道館のあの形は、あそこにしかないものなので、なんかこう、楽勝でできるくらいになりたいですね。
── できるでしょ!
大知:いやー、頑張ります。
── で、ホールツアーがありました。ツアーはどうでした?
大知:なんか今までのライブより……ライブももちろんそうだったんですけど、一段ハードルが高くなってるんだろうなって感じてて。元々、武道館を演る前から、「武道館を演ったあとが大事」ってすごく思ってたんで、その後にツアーが決まってというのがあったので。ここで、しっかり観せないと武道館が嘘になりそうって思ったので、武道館公演を完結させるためにも、ここで違うもの、レベルアップ、進化したものをしっかり観せなきゃなって想いはありました。
── ではそんな想いを胸にツアーをやって、各会場でファンの人たちの反応などを見て、今、手応えは?
大知:そうですね。でもほんとにあそこでしかできないことができたんじゃないかなとは思ってます。
── 武道館、ホールツアーときて、会場的な意味で、次はここでしたいっていう目標はどこですか?
大知:あのー……でも、横浜アリーナはやってみたいなって思いますね。KREVAさんに連れて行ってもらったのもありますし、武道館もそうだったんですけど、そこも自分で、自分の力で、もちろん支えてもらいながらですけど、三浦大知という看板でできたらいいなって思いますね。あとは、年末に<COUNTDOWN JAPAN>に出させてもらえたんですけど、ああいう今まで出たことない大きなステージには出たいなって思いますね。
── 個人的になんですけど、今度は逆に、すごく小さいジャズバーみたいなところで、三浦大知だと知られないよう顔を隠して、ピアノの弾き語りでのライブしているのとか観たいなーって。何よりそこに居合わせたお客さんの反応が見たい。
大知:まだまだいろんなところでやりたいですね。三浦大知の音楽を聴いたことない人たちの前で、いろいろやってみたいなって思います。
── 聴いたことない人といえば、YouTubeにアップされた「Right Now」のダンスリハの映像、すごい話題になってますね。
大知:そうらしいですね。みなさん、いろんなところで話に出していただいて。嬉しいですね。
── 私もあの映像、話題になる前に拝見してたんですけど、その時は、「あー、大知くんの新しいダンスリハの映像かー。いつもどおりすごいなぁ。」とは思ったんですよ。ただ、正直な話、(三浦大知をずっと観てきた)こちらの感覚として、三浦大知がこのくらい踊れるのは、ある意味“当たり前”だから……。
大知:あははは(笑)
── でもそれがあれだけの驚きを持って話題になるっていうのは、世間には、まだまだ三浦大知の凄さを知らない人がいるんだなぁ、と。
大知:いやいや、まだまだですよ。もっと届けたいです。
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