【ライブレポート】ViViD、初の男性限定ライブで見せた男魂
2011年1月にメジャーデビューし、以降シングル5作品、1stアルバムともにオリコンウィークリーランキング10位内にランクイン。メジャーデビューから1年という驚異的なスピードで初の日本武道館公演を大成功させたViViDが、12月1日に<LIMITED 250 COLORS~BOYZ GIG~>と銘打った男性限定のプレミアライブを行ない、おおいに会場を沸かせた。
かねてより男性ファンから要望のあったという、今回の男性限定ライブ。より近い距離で、男同士気兼ねなくライブを楽しめるようにと、250人限定で行われたこの日。
開演前から詰めかけた男性ファンで会場は熱気に包まれ、いつものライブ以上に太い声援が溢れていた。
メンバーがステージに登場すると「オーッ!!」という歓声とともに、「envision my way」でスタート。
ボーカル、シンの「野郎ども! 盛り上がっていこうぜ~!!」という掛け声で一気にヒートアップし、「Chroni狂」「RIDE on time」「vanity」など留まることなくアップテンポの曲を披露。
観客もタオルを振り回したり、拳を強くあげたり、メンバーの名前を叫んだりと、それぞれのスタイルでライブを楽しんでいた。
MCで、シンが
「ViViD初の男性限定ライブへようこそ! 実は、ViViDは男くさいバンドで、メンバー全員男性限定ライブをとても楽しみにしてました」
と話すと会場からは歓声と拍手が沸きおこった。また、観客とのコール&レスポンスでは、メンバーも激しくシャウトし、熱いパフォーマンスを魅せた。
そして、「PRECIOUS」が始まると観客が一斉に歌い、大合唱に。そのままたたみかけるように、「FAKE」「カケラ」「「夢」~ムゲンノカナタ~」のハードな曲で、会場のボルテージは最高潮となった。
アンコールでは、「ViViDは、みんなあってのバンドだから、ずっと俺たちと一緒に歩いてきてくれ!」とシンが男らしく語り、ラストはインディース時代からの名曲「Take-off」で締めくくった。
今回の男性限定ライブの前に、同日同会場にてファンクラブの女性会員を対象とした~GIRLS PARTY~(女性限定)ライブも行っていた彼らだが、男性限定ライブでは、ハードな曲をメインに披露。まさに男性限定ならではの、ROCK魂の炸裂したライブとなった。
ViViDは、12月22日にライブイベントへの出演や、2013年1月5日・6日に赤坂BLITZでのファンクラブ限定ワンマンライブも決定している。
<ViViD PRESENTS 「LIMITED 250 COLORS~BOYZ GIG~」>
セットリスト
M-1 envision my way
M-2 69-II
M-3 Chroni狂
M-4 RIDE on time
M-5 vanity
M-6 CRISIS
M-7 risk
M-8 PRECIOUS
M-9 FAKE
M-10 カケラ
M-11 「夢」~ムゲンノカナタ~
M-12 survive
EN-1 Rem
EN-2 Take-off
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