V系ヴァンパイアが約4万9千人とハロウィンパーティ開催
イベントに先駆けて行なわれた記者会見では、ゲストの葵(168-one sixty eight-)、夕霧(DaizyStripper)、yo-ka(DIAURA)、樹威(GOTCHAROCKA)、Hitomi(Moran)、昴(Royz)ら、人気ヴィジュアル系バンドのヴォーカリストたちがヴァンパイアの仮装をして登場。ヴァンパイアになった感想を尋ねられた葵は「今すぐ六本木にくりだして、人を噛みまくりたい」と発言し、記者の笑いを誘った。また、ヴィジュアル系特有のメイクや衣装と音の融合については、昴が「曲の世界観を伝えるものだから、本当は1曲ずつ衣装を変えたい」と語るなど強いこだわりを見せた。
この日は、ゲストだけでなくイベントに参加する来場者も仮装しており、会場ロビーに設置されたカメラではこだわりの仮装に身を包んだ参加者の姿が生放送ユーザーに披露され、その仮装クオリティの高さにユーザーから多くのコメントが寄せられていた。
そして、当選倍率10倍以上の中選ばれた幸運な観客を迎え、司会の星野卓也の「こんばんぎゃ~!」という挨拶とともにイベントがスタート。
ヴァンパイアの仮装に身を包んだゲストが一人ずつステージに登場すると、会場からは拍手と共に悲鳴が入り混じった歓声があがり、会場のテンションは一気にヒートアップ。ヴァンパイアになりきって自己紹介をした葵の真似をする夕霧に「真似てるー!」と葵がツッコミ、笑いが起きるなど、会場はのっけから和やかな雰囲気。yo-kaは他のゲストの仮装のレベルの高さに、会場入り後に衣装を変更したというまさかの裏話を披露した。
今イベントでは、ゲストの素顔を掘り下げる企画が用意されており、1つ目の企画「タレコミ他己紹介」では、樹威がバンドメンバーのJUNから「背中にシールを付けたまま街を歩いていたことがある」とタレコミ。
樹威は「背中をたたかれファンの子だと思って笑顔で振り返ってしまったので、シールついてますよと言われて「ホントだね」と返すしかなかった」と語り、その時の状況を再現して会場を笑いに包んだ。
次の企画「メンバー取扱説明書」では、葵が靴にシークレットソールを入れているというマネージャーからの暴露に、ゲスト全員が身長を公表し、しばし身長トークで盛り上がる場面も。
ヴィジュアル系の“あるある話”をとりあげた企画「Vあるある」では、「ボーカル・金髪、ギター(右)・赤髪、ギター(左)・青髪、ベース・黒髪、ドラム・茶髪」という回答が出ると、観客からは納得の反応があり、ゲストも“初めてバンドをスタートする時はこっから入れば間違いはない”と共感を示し、まさにヴィジュアル系ならではの「あるある」を語った。
その後も、「ボーカルあるある」など実に興味深い発表が続き、楽器がないのでオリジナルモデルが作れないというボーカルならではの不満も飛び出した。
「Vリレー質問」では他のゲストへの質問がリレー形式でされた。Hitomiは夕霧から「僕と遊ぶなら、どこに連れてってくれます?」という質問をされ「千葉県の名所・鴨川シーワールドでシロイルカのベルーガのおでこを触り、その後マザー牧場に行く」と千葉の魅力をアピールしながら動物好きの一面を見せた。質問も回答もかわいらしい二人の掛け合いに観客の顔は終始ほころんでいた。
次に行なわれたのは本日初のトーク以外の企画「Vアート」。ゲストに「魔女」の絵を描いてもらいアートセンスを問う企画だ。オチちなる絵が4つもあるという展開になったが、それぞれ個性のある魔女の絵が披露された。中でもHitomiの絵は独特のタッチで描かれ、披露されると会場、コメント共に物凄いどよめきが起きた。
ユーザーアンケートによる一番絵が上手いゲストには、会場からもかわいいという声が上がった夕霧が見事選ばれた。この魔女の絵が描かれた色紙はdwango.jp内の「生dwangya」特設ページにて会員に向けにプレゼントされるというのでぜひチェックしたい。
いよいよイベントも佳境になったところで行われた企画は「ハロウィン仮装大賞」。なんと仮装している観客の中から、仮装MVPを決めるというもの。それぞれのゲストにより選ばれた6人がステージに上がり、ユーザーアンケートによりMVPに選ばれたのは、Hitomiが選んだあやさん。デビルの仮装で圧倒的な支持を集めた彼女にはゲスト全員のサインが入った色紙がプレゼントされた。
そしてイベントの締めくくりは、ゲストで一番のヴァンパイアを選ぶ「ヴァンパイアの仮装MVP」。ユーザーアンケートにより見事MVPに選ばれたのはHitomi。
「気合入れてきた甲斐がありました。最初から狙っていきました。」と笑顔で選ばれた喜びを語った。この副賞として、Hitomiがボーカルを務めるバンド・Moranは、dwango.jp内のdwangyaページにて11月9日に特集が組まれるので要チェックだ。ゲスト全員が「すごく楽しかった」と感想を述べ、終わりを惜しむ声の中、少し早いハロウィンパーティは幕を閉じた。今回のイベントで、LIVEとはまた違った一面を垣間見ることができ、新たな魅力に惹かれたファンは多いだろう。彼らの今後の活躍に更なる期待が膨らんだことは間違いない。
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