沖縄の生ける伝説、紫(MURASAKI)が「琉神マブヤー」の主題歌を歌う
2012年10月より沖縄:RBC琉球放送、東京:TOKYO MXにて放送される『琉神マブヤー』最新作の主題歌に、沖縄の伝説であり現役最強ロック・バンド=紫(MURASAKI)が主題歌を務めることが発表された。
『琉神マブヤー』は、2008年10月から沖縄にてテレビ放送された特撮ヒーローで、沖縄の言葉や文化、歴史を伝えていく独特のストーリーから、子供達のみならず大人達も巻き込み空前のブームを巻き起こした。そして2011年には映画化も実現、更には海外展開に向けて新たな動きもあるそうだ。
そうしたなか、この10月より沖縄・琉球放送及び東京・TOKYO MXにて、新シリーズ『琉神マブヤー1972 レジェンド』の放送が開始される。
タイトルにもあるとおり、今回の番組の舞台は1972年。沖縄がアメリカから日本に返還された、歴史のターニング・ポイントとも言える年でのストーリーとなる。もし、この1972年という年に琉神マブヤーがいたとしたら……。
そして、1972年の沖縄の音楽といえば、米兵相手に毎晩激しい演奏を繰り広げる“オキナワン・ハード・ロック”と言われるジャンルが盛んだったという。「明日には命がなくなるかもしれない」、そうした状況のなかでライヴに訪れる米兵たちを満足させるには、生半可な演奏ではやっていられない。そんな時代と環境が、当時のバンドの腕やステージングを磨いていき、ある種独特のジャンルを築き上げていったのだろう。そして、そのシーンの中心バンドであり、今もなお現役で活動を続けるバンドが、今回『琉神マブヤー1972 レジェンド』の主題歌を務める紫(MURASAKI)なのだ。
紫(MURASAKI)が歌う「琉神マブヤー1972レジェンド」主題歌は、10月30日にテイチクエンタテインメントより発売される。
◆紫(MURASAKI)について
1970年にジョージ紫を中心に「紫」結成。
1975年には ジョージ紫(Key) 宮永英一(Dr),比嘉清正(g)、下地行男(g)、城間正男(Vo)、城間俊雄(b)の6名となり、大阪「8・8ROCK DAY」コンサートに出演。沖縄のロックバンドとして、初の全国デビューを果たす。
翌年徳間ジャパン・バーボンレーベルよりファーストアルバム「紫」をリリース。全国ツアー展開。
1976年には、音楽情報誌「ミュージック・ライフ」の人気投票で、国内グループ部門で第一位「紫」を獲得。
1977年には「ミュージック・ライフ」国内キーボーディスト部門で、ジョージ紫、第一位をはじめメンバー全員が各プレイヤー部門で10位以内を獲得している。
その後、解散、再結成、メンバーチェンジ等を経て2007年から現在のメンバー ジョージ紫(Key) 宮永英一(Dr)、比嘉清正(g)、下地行男(g)、JJ(Vo)、Chris(b)というラインナップとなる。
George Murasaki & MarinerのボーカリストであったJJの加入によりNativeな英語の歌唱が可能となった。
さらに、最年少Chrisの若き才能を生かし、2010年には34年ぶりのニューアルバム「PURPLESSENCE」をリリース。県内外のツアーを行う等現在も勢力的な活動を続けている。
今回の「琉神マブヤー1972レジェンド」の主題歌は、Chrisがロックバージョンにアレンジを行い、JJが英語バージョン、ドラマーの宮永が日本語バージョンを歌っている。各メンバーのソロも聞きのがせない。
紫(MURASAKI)
「琉神マブヤー1972レジェンド」
2012年10月30日
TECI-282 ¥1,000(税込)
◆紫(MURASAKI)オフィシャル・サイト
◆琉神マブヤー オフィシャル・サイト
◆テイチクエンタテインメント