MUSIC LIFE+ Vol.7 THE ROLLING STONES特集「ストーンズについて知っている50の事柄(のうちの10)」

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1.ブライアン・ジョーンズの自宅は、かつて『くまのプーさん』の作者A・A・ミルンが住んでいたコッチフォード農場。ブライアンはこの館のプールで死亡した。

2.キースは、『キース・リチャーズ自伝 ライフ』で伝説の血液入れ替え問題を全否定。キースが薬物浄化のためにスイスへ行く途中、マスコミをはぐらかすために「おい、静かにしろ。俺はこれから血液を入れ替えにいくんだからな」と言ったことが、その後バイブルのように繰り返されたと述べている。

3.『アンダー・カヴァー』収録の「トゥー・マッチ・ブラッド」は、日本人留学生佐川一政によるパリ人肉事件を歌ったもの。当時パリのスタジオでこのアルバムのレコーディング中だったストーンズは、佐川一政がトランクに入れた遺体を捨てようとした場所を毎晩通っていたのだという。

4.「涙あふれて」は、アイドルとしてデビューしたマリアンヌ・フェイスフルのために用意された曲。マゾッホの血を引くオーストリア貴族の出のマリアンヌは清楚な姿と声で一躍人気となり、映画でも活躍。アラン・ドロンとの共演映画『あの胸にもういちど』での全裸に皮のライダースーツ姿は、モンキー・パンチの漫画「ルパン三世」の峰不二子キャラクターにも影響を与えたといわれているが、これは映画公開の方が後のため間違いであり、原作者も否定している。

5.日本で大ヒットした映画『小さな恋のメロディ』の1シーンで、ヒロインのメロディたち女の子が墓地でこっそりキスの練習相手にしていたのは、ミックのポスター。

6.ストーンズは、デッカ・レコードとの契約を終えるために最後のシングルとして、わざと卑猥な歌詞の「コックサッカー・ブルース」を提供した。あまりの卑猥さからデッカ・レコードはこれを発売することはなかった。

7.ストーンズの有名な唇とベロのロゴマークは、70年にミックが無名の美大生ジョン・パッシェに依頼したもの。50ポンドのギャラで制作されたロゴを気に入ったストーンズは、さらに200ポンドをパッシェに支払った。そして2008年、イギリスのヴィクトリア&アルバート美術館は、ロゴのオリジナル・ドローイングを、オークションで5万ポンドの価格で競り落とした。

8.ミックの初出演映画『パフォーマンス』で、相手役のギャングを演じるのは、当初マーロン・ブランドの予定だった。脚本を読んだブランドに断られたため、ジェームズ・フォックスを起用。フォックスは、この映画の後しばらくクリスチャンとして宣教活動に勤しむ。復帰後は、『日の名残り』のダーリントン卿など、貴族的風貌を生かした役柄で有名。

9.キースはシェパーズ・パイ好き。ツアーの契約には、ラウンジに用意されたシェパーズ・パイには、誰も指一本触れてはいけないという項目が盛り込まれているとか。

10.運転免許を持っていないチャーリーのカー・コレクターぶりは有名。

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